現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は42名の会員が活動しています。



(24番法泉寺で)

クラブ活動 ”ハイキングクラブ”

「9月 第4回・秩父札所巡り」


(案内標識
  でスタート)
 「秩父札所巡り」4回目は残暑厳しい9月17日19番~24番を7名で歩きました。
 今回は秋の気配が感じられる秩父地方を予測して設定しましたが、厳しい蒸し暑さの中での札所めぐりとなりました。
 熊谷7時48分の電車で大野原駅へ。前回18番神門寺まで歩きましたので、大野原駅からのスタートです。
 駅を9時3分過ぎに出発し19番への案内表示に従い13分程で到着です。本堂が一枚岩の上に建つ龍石寺は、ブラタモリの放送でも「秩父は海の底だった」と雄大な歴史を感じる岩盤が建物の周囲に見られます。




(一枚岩の上に建つ19番龍石寺)        (龍石寺で)

 ここから20番札所岩之上堂へは荒川にかかる旧秩父橋を渡ります(昔は荒川を舟で渡ったとか)。


(20番への標識)      (旧秩父橋で)

 尾根の中腹に建てられている本堂は落ち着きを感じる佇まいでした。スタートから40分ですが厳しい暑さでひと休み。


(20番到着)           (20番岩之上堂で)


(暑くてひと休み)

 21番へは江戸巡礼古道「寺尾みち」を進み、道標に従い県道沿いに建つ21番札所観音寺に到着。


(21番への「寺尾みち」)   (途中に野菜直売が)     (21番への道しるべ石)


(21番観音寺到着)             (観音寺前で)

 地芝居役者の墓や地蔵石仏をお参りし、22番へ。途中、県道沿いのJA秩父道の駅で10分間の休憩を取りました。
 この先に22番童子堂入口を示す「石地蔵」が現れるとすぐに到着です。「童子堂」は、子供たちを病魔から救う観音様として付けられたと云われています。又、茅葺屋根の山門は印象的な仁王門です。


(22番入口の石地蔵)            (22番山門前の六地蔵)


(22番、茅葺屋根の山門前で)         (22番童子堂)

 22番から23番へは、県道を進み「江戸巡礼古道」の標識で進むと登りコースとなります。23番音楽堂まで約35分ですが皆さん頑張りました。


(23番への巡礼道に入る)           (厳しい坂道です)

 ここには秩父事件の決起の場所としても知られております。又、音楽堂の由来となる十三人の権者の石像「十三地蔵」が観音堂の裏手にあります。


(23番音楽堂到着)              (秩父困民党無名戦士の墓)


(音楽堂前で)


(眼下には秩父市街地が)


(十三権者の石像説明)            (十三権者の石像)

 音楽堂脇の梅園で休憩・昼食タイムです。


(梅園の中で昼食)

 午後は12時20分スタート。23番~24番への道程は「小鹿野巡礼ハイキングコース」という山道を下る巡礼古道「長尾根みち」を歩きますが、雨等で滑りやすく危険個所もあるとのことで、県道を歩くこととしました。


(24番への「長尾根みち」)  (小鹿野巡礼みち、案内柱)  (滑り易い山道でした)

 24番法泉寺にはまわり道等もあり13時50分過ぎの到着となりました。県道から116段の一直線の階段、宝形造りの観音堂、廻り念仏等が見られます。


(国道に合流)                (116段を登ると)


(24番法泉寺到着)

 24番住職さんから25番への道は倒木等で巡礼道は迂回し、巡礼古道「久那みち」も滑りやしいですとのことで、本日は24番札所で終了する事としました。


(ひと休みの一休さん)      (正面に武甲山の山容が)

 運よく24番札所前からのバス(14:39)があるとのこと、ラッキーでした。汗まみれの一日でしたが、それぞれの札所の特徴を学び、楽しいハイキングでした。
 歩数計は18500歩から20000歩を表示。お疲れ様でした!!   =次回は来年を予定=


                                37期ハイキングクラブ部長

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