現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は42名の会員が活動しています。


クラブ活動 ”ハイキングクラブ”

「6月 駅からハイキング・小田原から箱根湯本を歩く」

 梅雨の中休みで猛暑予報の6月18日小田原駅から箱根湯本駅まで約9Kmの区間を箱根駅伝で有名な鈴廣中継所を中心に、日本最古と云われる「小田原用水」や歴史ある寺社、珍しいスポットに立ち寄りながら歩くハイキングを7名で行ってきました。
熊谷駅6時50分の指定電車で小田原駅9時27分到着です。


(ハイキングマップ ☝クリックで拡大)    (小田原観光案内所)

 9時50分小田原観光案内所でマップをいただき東口お城通りから出発、小田原城裏の道路を抜けて板橋見附の交差点を目指します。


(駅東口に飲食店)              (小田原城裏側)

 途中、トンネル架道橋脚では長短の石を一段ずつ交互に積む「イギリス積み」が見られました。又、北原白秋が小田原で創作した童謡詩をたどる散歩道のコースには歌詞がありました。


(小峯トンネル・イギリス積み)         (北原白秋散歩道)

 小田原用水は戦国時代北条氏が城下町を潤すために設置した日本最古の上水道と云われ、上板橋付近の早川の用水取水口から城内まで流れています。小田原三山の一つで境内がきれいな「香林寺」。その脇には、「電力王」の松永記念館。


(小田原用水)          (香林寺山門前で)


(香林寺本堂)                      (松永記念館の説明)


(松永記念館)                (松永記念館・老欅荘)

 高さ2.4m大坐像の腹の中にあることから「腹籠りのお地蔵様」と呼ばれている「板橋地蔵堂」があります。


(板橋地蔵堂)

 用水取水口から早川の河原を少し歩き涼しい川風に癒されました。


(小田原用水・取水口)            (取水口の早川のほとりを歩く)


(早川のほとりで)

 ここから鈴廣かまぼこの里まではわずかでした。到着後、往年の箱根登山電車の前で1枚。昼食は鈴なり市場テラスのテーブルで。薄曇りでしたが蒸し暑さに疲れた体もゆっくり休憩がとれました。


(往年の登山電車)                (鈴なり市場)


(鈴なり市場テラスで昼食1)         (昼食2)


(鈴車と水舟の由来)       (おいしい水を飲みました)


(鈴なり市場入口で)

 徳川家康嫡男・松平信康公供養塔のある「萬松院」、旧東海道21番目の風祭一里塚を見て「県立生命の星・地球博物館」に向かいました。が、この日はあいにく休館でした。


(萬松院・松平信康供養塔)     (供養塔の説明)


(旧東海道21番目の一里塚)                (風祭の一里塚)

 更にその先「本間寄木美術館」に立ち寄り店内を見てから前田橋へと進みます。


(旧東海道を歩く)              (本間寄木美術館)


(本間寄木美術館前で)

 1888年10月、国府津~湯本間に開通した小田原馬車鉄道、その後電気鉄道に変わっても使われていた前田橋跡です。現在は吊り橋で通行できます。


(前田橋(吊り橋) 同時に大人4人の通行制限あり)


(前田橋(吊り橋)〃)


(馬車鉄道・前田橋跡説明板)

 吊り橋を渡り早川の左側、郷土資料館・箱根町役場前を通り箱根湯本駅14時25分無事到着、休憩を含め4時間35分のハイキングでした。歩かないと見られない歴史遺産や観光施設・名所等を回り、旧東海道の歴史の一コマを感じることが出来ました。


(向かい側には出発のロマンスカーが)


(湯本大橋から箱根湯本温泉街を)

 皆さんの歩数計は17,000~19,000歩前後の表示。お疲れさま!! これから熊谷までは遠いナ――

                                 37期ハイキングクラブ部長

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