現在、彩の国いきがい大学熊谷学園37期校友会は104名の会員が活動しています


史跡めぐり

県立嵐山史跡の博物館  菅谷館跡見学
国指定杉山城跡、 鎌形八幡神社跡(木曽義仲産湯)
班渓寺(義仲生誕の地、山吹姫の墓)、源義賢の墓

 6月2日(火)クラブ員14名で、9時30分嵐山町にある国立女性教育会館に集合し嵐山史跡の博物館に徒歩で向かう。
スライドを参照しながら全体の説明を受け、ボランティアの案内にて約1時間菅谷館跡を見学する。鎌倉時代の武蔵武士畠山重忠野居館と伝えられているが現在残っているのは戦国時代の城跡である。広大な敷地は(役13万m2、東京ドーム約3個分)草が刈りこまれ手入れが行き届いていた。



又、四季折々の草花を楽しむことができる(桜、スミレ、らん、ヤマユリ、寒桜)。「こんなに広いところをどれほどの人数の兵が守っていたんだろう?」「おそらく1000単位の人数だったのでは?」。生活もあるので農閑期に戦をした等を学んだ。
女性会館に戻り学食か社食を思わせるような安くておいしい昼食をいただいた。
<杉山城跡>
戦国時代の山城跡であり、10の郭を配置している。高度な築城技術により知名度が高く「戦国期城郭の最高傑作のひとつ」と評価されている。敷地全体が私有地であるが、やはりボランティア等の協力で維持管理されている。
<鎌形八幡神社>
境内には「木曽義仲の産湯の清水」と伝えられる清水があり現在も水が湧き出ている。
冷たい水だった。本殿の彫刻は江戸時代のもの。
<班渓寺>
入口に「木曽義仲生誕の地」との石碑のある曹洞宗の寺で、鎌倉時代に山吹姫が創建したとされ、境内には山吹姫の墓と伝わる小さい五輪塔がある。



<源 義賢の墓>
大蔵館の東側約200mの民家の庭先の小さなお堂の中にあり古から住民が守ってきた。古式五輪塔の形を成すが一部欠損している。

感 想
柔らかな緑の葉をつけた木々、時々聞こえてくる鳥のさえずり、足を止めるとスーと吹き抜ける爽やかな風が何とも心地よくほっこりした気持ちになった。
近くにたくさんの城跡があることを知りこれをきっかけに関係する場所を巡ってみたいと思う。はるか昔に思いを馳せながら今こうして楽しんで学べることに感謝する。

                           担当:小田原、志田、大木、岡田   

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