現在、彩の国いきがい大学熊谷学園2年制4期校友会は45名の会員が活動しています


ふるさと大発見クラブ

紫陽花の飛鳥山公園~渋沢史料館~北トピア~都電荒川線でとげぬき地蔵へ



2015年6月17日(水曜日)実施しました。飛鳥山公園は、八代将軍徳川吉宗が江戸庶民の行楽地として、千本の桜を植樹した桜の名所です。



JR王子駅南口から歩き始めます。先ず目指すは"あじさいエリア"です。

 

天候は雨模様でしたが、今の季節はあじさいが咲き誇り、雨露で良く映えて艶やかでした。山のふもとで集合写真です。



この時は雨は小降りで、皆さん階段の上り前で元気です。この後、つづら折りの階段を休み休み上りました。
やっと頂上に到着、その時、雨が強くなり、児童エリアを走り抜け、紙の博物館に入ります。"紙の博物館"は世界有数の紙専門の博物館です。



紙製品の紹介、紙のリサイクル、環境問題の体験コーナー、和紙洋紙の歴史、工芸品などが数多く展示されており見応えのあるものでした。
紙の博物館を出て本命の渋沢史料館に向かいます。"渋沢史料館"の展示室は栄一の業績や思想、生きた時代に関する資料が、郷里で過ごしたころから91年の生涯を終えるまで、9つのテーマに分け展示されていました。



細部に渡り豊富な資料に驚かされました。又、熊谷学園で講義下さった館長さんのご挨拶を懐かしくお受けしました。拝観後に玄関で集合写真を撮りました。



次に、栄一が内外の賓客を迎えた晩香廬(茶室)では、当時の面影を残した家具調度品に感激しました。



昔、表門のあった本郷通り口から出て、王子駅に戻ります。右手のあすかパークレール「アスカルゴ」を見ながら、これに乗れば楽だったナーと悔やみながら・・・(笑)。
JRの線路をくぐり抜け、北(ホク)とぴあに向かいます。"北とぴあ"は北区の産業の発展と区民の文化水準の高揚を目的として建設された北区のシンボルです。17階の"山海亭"で昼食です。昼食後は展望台で眺望を楽しみました。ここの眺望は、近くに高い建物が無いことから抜群です。新幹線(東北・北陸・上越)と在来線(東北・高崎・湘南新宿・京浜東北)と都電の列車走行が眼下に望めます。列車に興味のある方はぜひどうぞ、無料です。
駅前に戻り、都内で唯一現存する都電荒川線に乗り、



庚申塚の"とげぬき地蔵"へ向かいました。都電の車両の出発合図の"チンチン"の音色がそのまま使われていることに感激です。



おばあちゃんに人気のある所謂巣鴨のとげぬき地蔵尊、高岩寺は開創が慶長元年(1596年)頃で、開山(初代の住職)は熊谷市の萬頂山集福寺五世扶獄太助大和尚です。



本堂の脇にある「洗い観音」は自分の悪いところを洗うと治るという信仰があります。下山祝いは熊谷で賑やかに行い、有意義な一日が終わりました。

                                   (記)鹿沼、池田

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