現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制39期校友会は96人の会員が所属し活動しています。


10班活動

10月20日(木)今年度第3弾の10班の活動を行いました。
夏日をよみがえさせるよう秋空の素晴らしい好天に恵まれ、企画内容からして、雨風で寒く冷たい日でなければと強く願っていただけに最高の天気をいただきました。
「そば打ちと長瀞ライン下りを満喫」をテーマに体験ミニツアーを実行しようと意気盛んな6名は、朝8時半に勤労会館に集合しました。
向かう秩父路を順調に車は進み、車内もにぎやかに1時間半の道のりを忘れるほどに「秩父市荒川のあらかわ亭」に到着しました。
そば打ち体験は60歳にして初めてというメンバーが大半で、指導の先生の話を真剣に聞き入る姿は、学校時代幼さ、素直さが戻ってきたようでした。


 

そば打ち前段は、そば粉、うどん粉、水の調合が大変重要であると入念に指先で、混ぜ合わせました。後段はしっかり練り上げたものを薄く、キレが入らないように麵棒で伸ばしていくことでした。知らず知らずに丸い形のそばの練り物がいつの間にか四角形に、この辺まで来るとそばの姿が想像でき、完成間近です。
最後はゆで上げ、細く切り上げたそばを鍋に入れ、舞い始めて35秒、出来上がり。
自らの作り上げたそばを囲みながら、美味しく完食でき、微笑も自然と浮かぶエプロン姿でした。


午後には「あらかわ亭」を後にして、秋の秩父路を今度は名勝地長瀞へと「お腹に入ったそばの話」と共に到着です。
この時期、絶好の舟下り日和で、空の青さが川面に移り、気持ちも浮き上がりながら、エプロンを救命胴衣に替えて船に乗り込むメンバーでした。


スタートは親鼻橋のふもとから長瀞岩畳の約30分、急流を下り波も荒く「チャレンジコース」と名付けられ、年は重ねた我らですが、気持ちはぴったりのネーミングかな(笑)。
途中の岩畳から手を振る観光客とのコミュニケーションはちょっと快感でした。
 

 

いつの間にか船を下り、今回のイベントの終盤となっているのも忘れ、余韻に慕っているような気もするが、はて、土産物店通りで、やっと奥さん、旦那、家族のことを思い出し、遊び続けていることのお詫びかどうか。手にはレジ袋で列を組む姿となりました。
帰りの花園では「珈琲茶寮珈楽庵 深谷花園店」で、コーヒーを片手に打上の反省会。楽しく有意義の一日で、これからも充実した取り組みを進めていくことになり、最後に家族のことを大事にしてこそ出掛けられるのだよと結論付けました。
                     いきがい大学39期校友会・10班 山﨑記

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