現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は42名の会員が活動しています。



年間行事 「自主学習会報告」

自主学習会報告

令和5年12月19日、37期の今年度「自主学習会」を行いました。
内容は「第2回 埼玉未来大学公開学習」でした。


  (自主学習会 案内)

JR川越駅に12:00に集合、参加人数の18名、揃って会場のウェスタ川越に向かいました。


(ウェスタ川越に向かいます)


(ウェスタ川越 外観)                      (会場入り口の立看板)

会場の前で集合写真を撮りました。1名の方が抜けていました。(シュン)


(集合写真 クリックすると拡大します。)


会場に入ります。お一方は家にチケットを忘れたそうですが、事情を話して無事に入場できたそうです。似たような人が多いとのこと・・・。
37期の座席は纏まった場所を企画部が確保して頂きました。3階の舞台に向かって左側でした。
この会場は初めてだったので、大きなホールに驚きました。感染対策の為、座席は一つずつ空けられていて空いた感じです。


(会場の様子)


(37期の参加者)

予定時刻通り、公開学習が始まりました。
講演中の撮影はNGとのことで、撮れませんでした。(シュン)


(鎌田實さん 講演会パンフより)
第1部は
「卒業生活動発表」で3名の方の発表です。皆さん自信をもって発表されていました。全てボランティア活動で、趣味の要素はなく、埼玉未来大学の “教育宣伝”となる事例発表で、世知辛い、寂しさを感じました。

第2部は、本命の鎌田實さんの講演です。
「生きているってすばらしい」
        ~命・健康・人生について~

と題して、分かりやすく、本当に為になる内容でした。項目ごとの氏の著作物のPRをしっかりと、嫌みなく披露し、ユーモアを交えた講演には人を引き付ける魅力がありました。
要点を以下にご紹介します。詳しくは氏の著作をご覧ください。

1,運動は重要、意識を持ち・毎日続けること・行動変容を行うこと。成果が出ると快感ホルモン(ドー
 パミン)がでる➠もっと上を目指すようになる➠健康になる➠人生に負けない。
2,第一極意【腸活】:腸は第2の脳といわれ、1億の神経細胞がある。脳と腸は相関関係があり、認知
 機能・睡眠に関係。快便は大事。仕事やストレスで自律神経が優勢になる。リラックスして副交感神経
 が働くように意識する。40℃以下のお風呂にはいる。幸せホルモンのセロトニンの多くは腸で作られ
 る。腸内環境は重要で自然免疫・リンパ球・NK(ナチョナルキラー)細胞に関係。朝食をしっかり摂
 る・繊維質を多く。温める・軽い運動・入浴・・・リンパの流れを良くする。
3,第二極意【筋活・骨活】:フレイル予防には筋肉を増やすこと。筋肉細胞は圧縮より引張時に傷が付
 き、タンパク質摂取で筋量が増加。ここに筋肉増加運動にこつ。階段や坂は上りより下りが有効、降り
 る時の衝撃により骨も強化される。「ワイドスクワット」「ランジ」運動が効果あり(皆で体験)。
4,第三極意【脈活】:血管の長さは10万キロあり9割が毛細血管。血管・血流の改善をすること。見た
 目年齢が血管年齢と相関。動脈硬化・心筋梗塞対策。➀野菜350g以上食べる②貯筋③速歩➃減塩
 最近の研究でNO(一酸化窒素)が血管を若返らせることが分かった。血管の筋肉を緩めて血管を拡張
 する物質。NOは血管(内皮細胞)から産出される。血流が増えると酵素が働き産出を増加。筋肉を動
 かす➠NO産出➠血管若返り。筋肉を硬直させて一度血流を悪くし、一気に緩めると血流が加速され
 産出。簡単な運動で出来る。グーパー運動:手をグーの形にして力を込め5~10秒保持(手は血が行か
 ず白くなる)、急にパーにして血流を増加させる。和式トイレのウンチングスタイルも良い。
5,第四極意【脳活】:幅広歩行をする➠認知症になりにくい。野菜ジュース飲む。タンパク質を摂る
 (魚・卵)。血圧をあげない。認知症介護年数は6年7か月、介護費用650万、施設費用1300万。
6,「にもかかわらず」とういう生き方:鎌田氏の育ての親は貧乏で、母は心臓病だった。”もかかわら
 ず”自分を引き受けて育ててくれた。幸せの半分は人に御裾分けをすること、これを母親ら教わった。
 世界各地のボランティアに参加している。人のためにすることは、幸せホルモンのセロトニンが出てき
 て、幸せになる。人の為でなく自分の為になる。そして豊かな人生を送れる。
                                    広報部 部長・副部長

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