彩の国プラチナフェスティバルいきいき創作展は年1回行われ、常に、彩の国いきがい大学の在校生や校友会員へ新たなる挑戦の場を与えてくれています。


第1回公開学習報告

第1回公開学習に参加して

今年は例年通り、梅雨も明けず、不順な天気が続いていますが、当日朝は曇天模様、若干、雨の心配もしましたが、夕方までもつだろうと傘も持たずに家を出発。
大宮に早めに着き、いつもの処で、軽く昼食(モ-ニング?)時間潰しにもう一軒立ち寄り、一路大宮ソニックホ-ルへ、見上げると入り口手前の円筒形ビルに巨大な写真が貼ってある。"ラグビ-ワ-ルドカップ2019日本〝、目立つ。そう言えば我が町、熊谷も開催会場になっていますが、地味で大々的なPRがいまいちかなぁ・・、足らないのではと思いました。

 (ワールドカップ2019年日本)

公開学習は6,7年来ておりますが、受付を済ませ、他の学園の知り合い等との再会で、なぜか気持ちが華やぎ、高揚してくるが、今年は何かが足りない。
今まで、お世話になった歴代の専門員さんが、学園を離れてしまい、その顔が見られなかったことでした。これも時代の流れですかね。
1階の客の入りはほぼ満杯に近い状態ですが、2階はいつもの通り、空席がいくつも見られました。

 (開催前のホールの模様)

午後1時 主催者あいさつ
来賓もいきいき埼玉の副理事長、県連協根岸会長のお二人で、時節柄、上田学長(県知事)はお忙しくお見えには来られませんでした。

(司会者)   (公財いきいき埼玉副理事長杉野 勝也氏)   (県連協会長 根岸 武雄氏)

■第一部 アトラクション
卒業生の活動発表(従来の事例発表から活動発表と判り易い言葉にしました)
例年2つでしたが、今年は3つの発表がありました。各校友会とも30人以上舞台に上がり、演技しましたが、出演者数が例年より多く、その活力、エネルギ-が会場全体に伝わり、みんなでやることはこんなに楽しいんだよということを、肌で感じ、私達が普段活動している班・クラブ活動と自然と比較し、参考になり、なによりも励みになり 自分達ももっと楽しくやってみたいと思った人は私だけでしょうか?
1.蕨連協  ウクレレ




1番目の蕨連協の"ウクレレクラブ リリアンU" 皆涼しそうなハワイアンブル-シャツを着て、全員でウクレレを奏でる。みんな楽しそう。最後の方で、昔若かった男性が前でハワイアンダンスを踊ったが、腰は怪我をしないようやわらかい仕草(でもいいですよ!)

2.入間連協 和気あいあい




2番目は入間連協2期校友会"和気あいあい" おてもやん の踊り、一人のギタ-での合唱、今年10周年を記念し、出演したようですが、6,7人の男性がみんなを代表して、ひとり、ひとりが10年を振り返り、自分の言葉で思ってることを素朴に話しているのを聞いていたら、いくらかジ-ンときて目が潤みました。自分たちも10年頑張ってみようと。仲間とも言い合いました。

3.川越連協 川越カントリークラブ




  3番目は川越連協"オ-バ-ザリバ-カントリ-ダンスクラブ"見た途端、「若いなあ!」の言葉が誰となしに出ていた。今年卒業し発足したばかり、うらやましさとよく1年目で出場したなあとその積極性に感嘆!楽しそうだなあと感じさせ、私達の刺激にもなりました。

■第二部 講演  金田一 秀穂氏
 
"生き生き日本語"1時間半。いつも思うのは毎年の講師の先生の時間を測ったように一分の狂いもなくぴったり終わる。そんなのプロだから当たり前だよと言う人がいますが、それでもすごい。尊敬してしまいます。
聞かせる人を飽きさせず、引き込み、あっという間の一時間半でした。
自分からは別世界、遠くの世界で私の脳裏から普段忘れていた若い世代の言葉の変遷と社会の移り様を判りやすく、時にはユ-モアも交え、説得力もあり、大事なところは表現を変えながら講話されていました。
時代が変わり、言葉が変わっても言葉は人と人、心と心を繋げる大事なコミュニケ-ションツ-ルであること。若者の言葉に興味を持ち、大事に捉え、社会の変化を知ろう。 最後に先生が繰り返し説明されていましたが、これも私達からは縁遠くなってしまった。
古典の世界、古典そのものの言葉が、歳を重ねれば重ねるほどその意味が判り、面白くなり、何千年前に書かれた古典の言葉が現代にも通じ、深味があることも何回も説明して戴きました。
いつも思うのは私たちが日常生活で忘れてしまった大事なものをこの公開学習が思い起こしてくれる場とも思っております。

                   記 熊連協広報部長 佐藤 健一    写真(塚田東司)

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