現在、彩の国いきがい大学熊谷学園専攻課程1期校友会は48名の会員が活動しています。


ハーモニカクラブ


寒さも増しつつある12月の14日・15日、今年二度目のボランティア活動を深谷市の岡部地区にある「ディサービスセンター」で行うことができました。
今回は相手先の人員のこともあって、二日間、2班に分かれて、初めての編成の仕方で伺うこととなりました。人員が少ない体制で心なしか不安にかられ、演奏1時間前に集合しての練習でもハーモニカの音色に表れていました。

 (緊張しながらの演奏スタートです。)

緊張をしながらの会場への入場でしたが、お近くのお住まいから通われている施設利用者の皆さんの暖かい大きな拍手と、クリスマス気分が高まる会場の飾りつけで、気持ちも和らぎ、演奏のスタートができました。
時は12月半ば、クリスマスも間もなくで、演奏の曲はクリスマスソングの2曲からはじめ、親しみのある童謡唱歌と演歌などの、皆さんと一緒に歌いながら楽しめる10曲ほどを披露することが出来ました。
プログラムが続くにつれて、徐々に大きな声が響きわたり、私たちのハーモニカが圧倒されるようでした。
 
 (オカリナとハーモニカとのコラボ)       (雰囲気を変えてウクレレ演奏)

今回の演奏会も、途中にはオカリナとのコラボ演奏、ウクレレ演奏、そして「北国の春」では、部長の歌声も加え、会場全体でリラックス体操を交えて、ハーモニカだけでなく趣を変えるなど、最後まで会場の雰囲気を盛り上げることができました。

 (北国の春で演歌体操始まりです。)

終盤には1日目の先生、2日目のベテランメンバーによる独奏を組み入れ、参加者世代のなじみの曲のオンパレードで聞き入っていただきながら、いつの間にか予定の時間が迫ってきてしまいました。
ラストソング演奏後の大きな拍手から、アンコールの拍手に代わり、いつも練習をしているメンバーが大好きな「ふるさと」を演奏しお返しすることができました。
演奏後、メンバーは各テーブルに分かれ、お茶をいただきながら、施設利用者の皆さんと対話を重ねました。
お話をすると80歳、90歳代と思えないほどお気持ちの若さを感じ、我々がこの世代までに、今何をしていくべきかを感じさせられる大変良い懇談の場となりました。
またいつかお会いできることの言葉を交わし合いながら、施設を離れることとしました。

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