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33期親睦旅行

一路新潟へ

平成25年11月27日~28日、深谷観光前・勤労会館・熊谷文化センターと乗車し、総勢39名で新潟へ向かいました。関越トンネルを抜けるとそこは雪国ではありませんでした。
天気予報は大荒れということでしたが曇り空。深雪の里で昼食をとり、魚沼市の赤城山(せきじょうさん)西福寺を拝観しました。
西福寺は室町時代後期1934年開山された由緒あるお寺です。開山した芳室(ほうしつ)祖(そ)春(しゅん)大和尚と曹洞宗の開祖道元禅師を祀る開山堂は、江戸末期1857年に、当山23世蟠(ばん)谷(おく)大龍和尚が名匠石川雲蝶と共に作り上げたものです。
開山堂の向背及び堂内には雲蝶の素晴らしい彫刻、絵画、漆喰細工が施されています。私達は天井を見上げ、しばし偉大な芸術に見とれました。鐘撞堂には龍の彫り物があり、熊谷玉井の小林家出身の彫刻家 熊谷源太郎の作ということで不思議な縁を感じました。
そこから山道を走り、山古志村へ行きました。山古志村は丘陵地の斜面に広がる森林と棚田、錦鯉の養殖、闘牛などで知られ、NHKの朝ドラ「こころ」の舞台にもなった「日本の原風景が残る村」とPRされていました。
2004年10月23日新潟県中越地震にみまわれ甚大な被害を受けました。私たちは山間の駐車場に降り立つと谷川沿いの集落が半分土砂にうずもれている光景を目の当たりにして言葉を失いました。
川が堰き止められ崩れると下流の村々まで被害が及ぶとポンプで水を排出していたテレビのニュースの現場なのでしょう。その後震災ミュージアムそなえ館に行き職員の方から震災時の様子を聞き映像でその凄さを見てきました。



新潟に行く途中には瓢湖を拠点に生息しているというオオハクチョウが田んぼの落穂を50羽もいるかと思われる数でついばんでいる光景を目にしました。
だんだん空模様が怪しくなって大粒の雨が降ってきましたが、村上市の夕映えの宿汐見荘の海に面した窓には夕日は見えなかったけれど、海の上に夕焼け色の雲が見えました。
温泉に浸かりゆったりとしてから宴会が始まりました。海の幸・コシヒカリの鮭釜飯などいただき、話が弾みカラオケもはじまりました。最後にみんなできよしのズンドコ節を踊りました。とってもいい雰囲気でした。
2次会でみんなが1つの部屋に集まって盛り上がり企画部長は感激していました。部屋に戻り布団に入ると雪起こしの雷がゴロゴロとなっていました。
 2日目、朝から雨で海辺の散歩はできませんでしたが、海は荒海~の景色を見、越後の自然の厳しさも見ることが出来ました。宿から5分ほどの岩船鮮魚センターで海産物のお土産を買い、せんべい王国を見学し試食をしっかりしました。
かさばるお土産をトランクに仕舞い込む人も、新潟ふるさと村で昼食をとり観光PR館など思い思いに回り帰途につきました。











バスの中で「マリと子犬の物語」を見ました。見たことがある人も多かったのですが、山古志の現実を目にしてみるとみんな涙が出て感動してしまいました。お天気も何とか行動するのに支障もなく、日本海側の天候も体験し少し雪も見て、和やかな2日間で33期の皆さんがまた少し近づいた気がした2日間でした。
企画部の皆さんお世話様でした。
                                     記 関根君江

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