熊連協の43年にも亘る歴史の中で、先輩たちが育んだ奉仕の心が脈々と受け継がれ、今日に至っています。


傾聴ボランティア「ケービーフォー活動活動報告」

 “ケービーフォー”は熊谷市社会福祉協議会(社協)に所属する、傾聴ボランティア団体です。
会の起こりは2-4期現役時のクラブ活動“心の健康クラブ”に端を発します。卒業後に37期も加わり、傾聴ボランティア「ケービーフォー」となりました。
 その後、熊連協会員以外の一般会員も増え、一昨年、校友会のクラブ活動から離れて活動をしています。会員数は27名で、熊連協会員は約7割の多数を占めています。

 活動内容の一つは、高齢者施設3ケ所への傾聴ボランティア、特養への洗濯物たたみ、及び子育てくまっぺ広場へのボランティア活動を行っています。又、社協の主催する募金活動や各種活動に参加しています。 又、この活動を進めるため(支える)の勉強会を月2回、熊谷市コミュニティセンターにて開催しています。

 コロナ渦の中、今年度は高齢者施設や子育て広場も、感染防止で活動が行えず、たった一つ、特養での洗濯物たたみが実施できている状況です。

勉強会は市の施設が6月から使用が可能となり、6月19日から活動を始めました。
この報告では、今年度第6回となる9月4日の勉強会をご報告します。



(研修風景)

この日の研修内容は

(本年度の教科書)
1、心理学理論(教科書の読書会)
 ➀「心療内科を訪ねて」夏木静子 著
 ②「人間自身・考えること終わりなく」池田雅子 著
2、ボランティアの時間
 ・風景構成法の理論
3、交流会           でした。

1、読書会
➀の本は、推理小説で有名な著者。「ひどい腰痛に苦しんだ3年間の地獄体験が、著者を心療内科の取材に駆り立てた。・・・大反響のルポルタージュ。・・・」(本のカバー記事より)。今日のページは“極限の綱渡り 21歳大学生の拒食・過食”でした。
②の本は、“哲学エッセイ“を確立した方で、47歳と若くして死去されています。この本が絶筆となりました。今日のページは”なりものが好き、男女は平等である“でした。
2、「風景構成法」は、絵画療法の一つとのことで、被験者に順番に読み上げられた描く項目の、絵を描かせ、心理的見立てをするものです。各自が被験者となり絵を描きました。私は去年もやりましたが、余り心理的に変化はないようです。
3、交流会は「コロナ時の暮らし方」のテーマで、各自、数分間づつ話しました。




(交流課の様子)

 最後に、このメンバーで撮る珍しい集合写真です。撮影者の私も入ればよかったと後悔しています。(^^♪

(集合写真)

 今回の報告は写真にボカシの必要が無く、手間いらずでした。ボランティアの活動現場では、対象者の方が撮影NGですので・・・。

 メンバーはコロナに関係なく、通年募集中です。代表の近藤さんか、写真画像でお知り合いの方がいましたら、お声がけください。研修会は月2回で第1・3金曜日です。ボランティアは再開されれば、各グループに分かれて、活動頻度は各人の都合に合わせ1~4回/月です。
                                          以上

                                        記/池田裕信

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