0「熊連協」は彩の国いきがい大学熊谷学園卒業生の団体で、設立４4年目に入りました。

熊連協とは、彩の国いきがい大学熊谷学園校友会連絡協議会の略称です。
熊連協は、彩の国いきがい大学"熊谷学園"を卒業した各期校友会会員の交流と親睦を目的としております。現時点の熊連協は２０校友会で構成され、７１６名の方が加入されています。
熊連協では、過去3年前から2年続けて約２５０名余の会員減、そして昨年度は約２００名余の減少と会員減に歯止めがかかっていません。この原因については、各期校友会の役員のなり手がいないとか、学園を卒業して校友会に入り１０年がたち当初の目的を達したとかいろいろささやかれています。
しかし、私たち高齢者にとって校友会活動は過去の遺物、必要性が減少したのでしょうか。個人個人の欲求の赴くままに自由に行動することが求められているのでしょうか。
現代社会は、情報化社会とも呼ばれ人とつき合わなくても、部屋に閉じ籠っていても、テレビやパソコンなどで充分に楽しむことができる社会であります。それは、人と接しなくても生きられる時代になったのでしょうか。
しかし、しょせん人間は一人では生きられません。人間は自然な存在であり、人と人との交流がなければ、心はやがて病んでいく人も多いと思います。
今回、新型コロナウイルスの感染防止から約２か月半、活動の自粛が余儀なくされ、他者との交流のありがたさが身に沁みました。私たちにとって、この校友会活動が生きる上になくてはならないものと実感された方がたくさんいるのではないでしょうか。
いきがい大学卒業後に皆さんは、各期校友会の班やクラブに加入し、旅行や食事会やボランティア活動や地域福祉に参加して「明るく、楽しく、元気よく」を実践しています。　さらに、熊連協主催の文化祭、芸能祭、学習会等に積極的に参加して、他学園とも交流を図り、親睦を深めて更なる仲間を増やすことが出来る連協です。