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35期学習会報告


                                   企画部長 田邉康次郎


 9月30日勤労会館に於いて、今年度の研修会を開催、82名にご参加をいただきました。
研修会は二部制で第一部は「認知症予防講演会」を予定していましたが、講師の風間先生の突然の入院で、講演会が中止となり、皆様にご迷惑をお掛けしたことに対し、深くお詫びいたします。
替わりに熊谷市の出前講座「荻野吟子」講演会を「阿うんの会」代表増田哲也氏にお願いしました。
荻野吟子女史は、嘉永4年(1851)旧俵瀬村に生まれ、幼少から聡明で学問を好み、若くして結婚するも不慮の病により離婚、
この治療の経験により、女医の必要性を痛感し、数々の困難を克服し、明治28年、医師開業試験に合格、“日本公許登録女医1号”となる。私は数日後、荻野吟子生誕之地史跡公園を訪ねました。
同公園は利根川の堤防の側に在ります。当時は、増水の度に川が滞留する「水場」と呼ばれ、冬になると赤城おろしが吹き下ろす、厳しい環境の下で育ち、その後の人生の苦難を乗り越える原動力となったことが偲ばれ、今日に伝えられる栄光は私達の心に深い感動を与え続けています。




第二部のアトラクションの熊谷市三曲協会メンバーによる演奏会は、日本古来の伝統的楽器による演奏でしたが、演奏者の工夫等により、新鮮さを感じると同時に大変感動しました。
 



                                    記 田邊                            

                                

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