トピックスは熊連協の会員のクラブ活動や班活動をリアルタイムに公開しています。


2年制1期中山道を歩く会

中山道は江戸の日本橋~草津宿で東海道に合流、京都の三条大橋に至る、69か所の宿場が置かれ約554,1キロ、東海道よりちよっと長い距離となる。
武州、上州路、歩き慣れた道、冷たいからっ風に泣かされることもあった。
信濃路、道端に多くの道祖神、川のせせらぎ、なんとものどかな風景、歩く足も軽やか、木曽路に入ると宿場の風情と変わる。
難所の鳥居越え、うっそうとした森の中、苔蒸す石畳スベッて怖い、ひんやり頬打つ風は爽やか、中山道の道が消え車道をあるくことも、木曽義仲の伝説の地へ樹齢1000年の欅の大木1周何メートル?・・・
情緒豊かな宿場が並び、郷愁を誘う妻籠宿。石畳を上って、馬籠宿へ島崎藤村記念館がある。
美濃路、一番難所の和田峠越え、背丈程もある草の生い茂るケモノ道、ザックに下げた鈴がリンリンと鳴ってる。お母さん大丈夫、お父さん置いていかないでよ、声掛け合って頂上に、着く、中山道碑や説明書きがあり遥か彼方に諏訪の町並みも見える。
すぐに下りの急坂、ガレ坂ジグザグな細い道、蟹の横這いだ。皇女和宮を思いながら、無事峠越え終えほっとする。
近江路、最終日 目指すは三条大橋だ。快晴午前6時30分熊谷発、午後5時30分三条大橋制覇、熱なった目がしらをそっと抑え河原に降りる。


万歳三唱、橋の上でも一緒に万歳昌祝ってくれてる。旅の醍醐味だ、万感きわまる。
一生忘れる事の出来ない素晴らしい1ページを閉じる。大雨に濡れて歩い日も道に迷った事も、思い出は尽きない。
御嶽山の噴火、予期せぬ出来事もありました。南木曽の土砂災害もラス前に歩く事が出来ました。
最後の2日は粋な計らいで寺院巡り優雅な気持ちで長旅を終わらせる事が出来ましたこと、感謝申しあげます。


                                 記 星 純子

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