「塙保己一の里巡り」報告
39期校友会活動「塙保己一の里巡り」報告
◇秋空に雨が心配された10月6日(木)でしたが、予定通り10時の集合時刻に10名が元気に塙保己一記念
館駐車場に到着。記念撮影の後、館内で県の三大偉人の集大成ともいうべき塙保己一の歴史と偉大な
足跡を学びました。
盲目の障害を乗り越えて、40余年の歳月に心血を注いだ『群書類従』666冊には、全員圧倒されまし
た。ヘレンケラー女史に心服されていたことや、荻野吟子・渋沢栄一との繋がりにも3偉人を実感でき
たひと時でした。
(記念館前で)
(記念館でVTR視聴) (圧巻の群書類従666冊)
◇続いて、歩きでの里巡りを開始、昭和6年に建てられた県内最古級の配水塔『児玉町旧配水塔』地下水
槽から汲み上げて管内5000人分の水道配水が実現した国の有形文化財です。
◇雨が降る中の傘差し歩きで到着したのが、源義家が奥州合戦の際に戦勝祈願し、勝利後に再び立寄った
と伝えられる由緒ある『八幡神社』。山門で雨宿りしながら社殿と能楽堂を拝観しました。
(児玉町旧配水塔) (八幡神社社殿)
◇秋雨の冷たさを我慢しながらの町歩きで到着したのが『競進社模範蚕室』です。養蚕技術に一生をささ
げた木村九蔵の胸像の後ろに、堂々とした養蚕伝習専用の蚕室があり圧巻でした。内部にはパネルや養
蚕に使った機械・道具が展示され「これ知ってる、家にもあった、繭から糸繰りを手伝った」と、懐か
しがるメンバーもいて、養蚕が身近な土地柄を再認識しました。
(競進社模範蚕室)
(模範蚕室をバックに)
◇雉岡城跡に向かう途中、案内にもあった『実相寺』前に通りかかり、境内見学となりました。
鐘楼や百度石塔等、歴史深さも感じつつ、屋根の建替え前の記念に外し置かれた鬼瓦の大きさにビック
リ、思わず人間との大きさ比較をしてしまいました。
(実相寺境内で) (鬼瓦と大きさ比べ)
◇町歩きも後半にかかり、『雉岡城址』に到着。春は桜の名所と言われていますが、秋は草生い茂る土塁
のみでした。空堀前に「夜なき石」の謂れの看板と、はるか下に母子を弔う二つの石が見えて、城主の
手がつき身籠った侍女に嫉妬した奥方の残酷な仕打ちを想像して、時ならぬ男女色恋談義に盛上りまし
た。
(雉岡城跡看板) (夜なき石の謂れを覗く)
◇最後は、少し離れた保木野にある『塙保己一旧宅と墓のある公園』に向かいました。茅葺き屋根のどっしりとした旧宅(生家)には、保己一の弟の子孫の方が住んでおり、外観のみの見学でしたが、近くの公園内にはお墓と百年祭の記念碑があり、塙保己一の里に相応しい佇まいとして本日の締め括りができました。
(保己一旧宅前で)
◇午前中は持つだろうという期待もありましたが、流石に寒いと感じた秋雨の中の里巡り。最後は、嶋村
さんもフアンだという、隠れ家的な佇まいの『SOBA RO ろ』という蕎麦屋さんでちょっと贅沢な蕎麦
コースを堪能して、帰途に着きました。
寒さの中お疲れ様でした。
次回は11月16日、吹上でパークゴルフに挑戦です! 奮ってご参加をお待ちします!
櫻井 記
◇秋空に雨が心配された10月6日(木)でしたが、予定通り10時の集合時刻に10名が元気に塙保己一記念
館駐車場に到着。記念撮影の後、館内で県の三大偉人の集大成ともいうべき塙保己一の歴史と偉大な
足跡を学びました。
盲目の障害を乗り越えて、40余年の歳月に心血を注いだ『群書類従』666冊には、全員圧倒されまし
た。ヘレンケラー女史に心服されていたことや、荻野吟子・渋沢栄一との繋がりにも3偉人を実感でき
たひと時でした。
(記念館前で)
(記念館でVTR視聴) (圧巻の群書類従666冊)
◇続いて、歩きでの里巡りを開始、昭和6年に建てられた県内最古級の配水塔『児玉町旧配水塔』地下水
槽から汲み上げて管内5000人分の水道配水が実現した国の有形文化財です。
◇雨が降る中の傘差し歩きで到着したのが、源義家が奥州合戦の際に戦勝祈願し、勝利後に再び立寄った
と伝えられる由緒ある『八幡神社』。山門で雨宿りしながら社殿と能楽堂を拝観しました。
(児玉町旧配水塔) (八幡神社社殿)
◇秋雨の冷たさを我慢しながらの町歩きで到着したのが『競進社模範蚕室』です。養蚕技術に一生をささ
げた木村九蔵の胸像の後ろに、堂々とした養蚕伝習専用の蚕室があり圧巻でした。内部にはパネルや養
蚕に使った機械・道具が展示され「これ知ってる、家にもあった、繭から糸繰りを手伝った」と、懐か
しがるメンバーもいて、養蚕が身近な土地柄を再認識しました。
(競進社模範蚕室)
(模範蚕室をバックに)
◇雉岡城跡に向かう途中、案内にもあった『実相寺』前に通りかかり、境内見学となりました。
鐘楼や百度石塔等、歴史深さも感じつつ、屋根の建替え前の記念に外し置かれた鬼瓦の大きさにビック
リ、思わず人間との大きさ比較をしてしまいました。
(実相寺境内で) (鬼瓦と大きさ比べ)
◇町歩きも後半にかかり、『雉岡城址』に到着。春は桜の名所と言われていますが、秋は草生い茂る土塁
のみでした。空堀前に「夜なき石」の謂れの看板と、はるか下に母子を弔う二つの石が見えて、城主の
手がつき身籠った侍女に嫉妬した奥方の残酷な仕打ちを想像して、時ならぬ男女色恋談義に盛上りまし
た。
(雉岡城跡看板) (夜なき石の謂れを覗く)
◇最後は、少し離れた保木野にある『塙保己一旧宅と墓のある公園』に向かいました。茅葺き屋根のどっしりとした旧宅(生家)には、保己一の弟の子孫の方が住んでおり、外観のみの見学でしたが、近くの公園内にはお墓と百年祭の記念碑があり、塙保己一の里に相応しい佇まいとして本日の締め括りができました。
(保己一旧宅前で)
◇午前中は持つだろうという期待もありましたが、流石に寒いと感じた秋雨の中の里巡り。最後は、嶋村
さんもフアンだという、隠れ家的な佇まいの『SOBA RO ろ』という蕎麦屋さんでちょっと贅沢な蕎麦
コースを堪能して、帰途に着きました。
寒さの中お疲れ様でした。
次回は11月16日、吹上でパークゴルフに挑戦です! 奮ってご参加をお待ちします!
櫻井 記