現在、彩の国いきがい大学熊谷学園2年制5期校友会は40名の会員が活動しています


ふるさと5・つむぐ会

1.岩殿観音(岩殿山正法寺) 9月7日(水曜日)    案内;西村様 東松山観光ガイド 

 (岩殿観音)


 (岩殿観音への石段)


 (岩殿観音門前町)

松山市の岩殿丘陵の最東端に位置し、急傾斜地をきり崩した場所につくられた寺で通称「岩殿観音」で知られる。坂東十番札所、本尊は千手観音、鎌倉時代の初期に源頼朝の命で比企能員が復興した。
仁王門から延びる表参道の両脇に家が建ち並び、正法寺と門前町のかつての繁栄の面影が良く残っている。門前町の現存する建物は(丁字屋)旅館と麺屋(十番)との事。
観音堂は明治時代 火事で消滅し、現存の物は(飯能市)高麗村から移築されたもの。
推定樹齢300年以上の大銀杏も有名で 11月末から12月初めが紅葉の見頃、撮りごろで 多くの写真家が集まるとの事。
2. 埼玉県平和資料館
昭和時代の戦争との関わりを体験、理解できるような設備、展示がなされている。

 (平和資料館)


 (平和祈念館)

 

昭和初期の実際の校舎・教室風景、家庭の居間、防空壕などの体験もできる。 展望塔が併設されていて 海抜約150mの展望台から 上毛、秩父山系の山並みや、大宮、東京のビル群も眺望できる。 アニメビデオ 「最後の空襲くまがや」「青い目の人形物」の鑑賞もお勧め。
3.防災学習センター   防災の月、9月ということで吹上の防災学習センターを訪ねた。

 (防災センター)



暴風、火事(煙)、消火、地震等の疑似体験ができる。センターの指導員の方から見学・体験者のエピソードを聞きながら 楽しく体験できた。
今年の熊本で起きた震度7の地震も再現、熊本城の石垣崩壊も納得できる激しい揺れも体感した。
◆稲むらの火 ― アニメビデを鑑賞しました。
紀州有田郡の村(現在の和歌山県有田郡広川町)で実際にあった話{1854年(安政元年)南海地震}。尋常小学校の教科書に掲載され、小泉八雲の著書の中で英文でも紹介されている。
五兵衛は今の地震は今まで経験したことのない 不気味な地震と感じた。自分の家の眼下に広がる下の村を見下ろした。
村では豊年を祝う祭りの支度にいそがしく、さっきの地震には気が付いていない様子である。村から海へ眼をやると みるみる海岸には広い砂原と黒い岩が表れてきた。
「津波がやってくるに違いない」 村人の命が、村とともに失われる。
そう予感した五兵衛さんは高台にある自分が収穫したばかり田んぼの稲束に次々と火を放った。「庄屋さんの家が火事だ!!」と村人は急いで山手へ駆け出した。この後大津波が村を襲い、村は跡形もなく なくなった。一人の老人が多くの村人を救った物語でした。

ふるさと5.つむぐ会 第3回お出かけ、2016年9月7日  記  黒澤

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