現在、彩の国いきがい大学熊谷学園39校友会は107人の会員が所属し活動しています。


第39期校友会


                            第39期校友会 会長  竹内繁生

『論語』とは、2500年前から時代が変わっても、日本人に深く浸透し、私達の心に生き続けています。秩序と道徳を重んじる儒教の思想は、『日本人の生きかたの規範』として心構えを説いている。
近年、高齢者の健康寿命が年々延びています。数年後には、人口の4割が65歳以上の高齢者となり、国民の4割が、働かないままでは、国としては成り立たないでしょう。私達、高齢者は働くことに抵抗があっても、これからは自然に働く事になります。この事実を理解して、個人の能力と個性を生かし、対応していかなければなりません。
そこで、今一度、初心に帰り、心の支えとなる『論語』を校友会活動に生かし、仲間意識の高揚を図り、いきがいのある人生行路を進んで行きまし
             ょう。

○『子(し)曰(いわ)く、晏(あん)平仲(ぺいちゅう)、善く(よく)人(ひと)と交(まじ)わる。久(ひさ)しく
 して之(これ)を敬(けい)す。』

(晏平仲殿は、人と交わるときには非常にやりかたを心得たお方よ。どれほど久しく気心の知れた仲でも、相手をうやまう気持ちは、初めとぜんぜん変わらない。)

○『利(り)によって行えば怨(うら)み多し』
(自分の利益のみ思って行えば、やがて互いに怨みあうようになることが多い。)

○『曾子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)、日(ひ)に吾(わ)が身(み)を三省(さんせい)す。人(ひと)の為
 (ため)に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか、朋友(ほうゆう)と交(まじ)わりて信(しん)ならざるか、
 習(なら)わざるを伝(つた)えしか。』

(曾先生が言われた。『私は毎日、自分をたびたび省みて、良くないことは、省いておる。人の為 と思って、真心からやったかどうか。友達と交わって嘘、偽りをしなかったか。まだ、習得してい ないことを人に教えるようなことは無かったか。)

○『子(し)曰(いわ)く、吾(われ)十(じゅう)有(ゆう)五(ご)にして学(がく)に志(こころざ)し、三十(さ
 んじゅう)にして立(た)ち、四十(しじゅう)にして惑(まど)わず。五十(ごじゅう)にして天命(てんめ
 い)を知(し)る。 六十(ろくじゅう)にして耳(みみ)順(したが)う。七十(ななじゅう)にして心(ここ
 ろ)の欲(ほつ)する所(ところ)に従(したが)えども、矩(のり)を踰(こ)えず。』

(15歳で本格的に学問を志し、それから三十になるまで、目鼻のつきはじめたあの頃まではそれはもう、夢中で。四十の声を聞き、なにがあろうと惑わないようになった。五十にして天命を知って。六十になって人の言葉や天の声が素直に聞けるようになり。七十を過ぎ、自分の思いのまま行動しても決して道理を踏み外さなくなった。)

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