現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は54名の会員が活動しています。



(北本自然観察公園内で)

クラブ活動 ”ハイキングクラブ”

「9月 北本市・自然景観観察ハイキング」

 9月の月例ハイキングは、秋の気配を感じられ始めた9月11日北本市西部に広がる大宮台地と谷津(やつ)で造られた自然の景観を訪ねて9名で歩いてきました。
 集合の北本駅には、それぞれ9時25分までに集まりました。マップをはじめ参考資料の配布と注意点の伝達でスタートです。25分程で最初のスポット「これより石と舟とみち」の道標に。


(最初のスポット石戸3丁目到着)             (道標「これより石と舟とみち」)

 「石と舟と」は「石戸河岸」のようで、鎌倉街道として石戸宿に続く道です。


(道標の説明)                (鎌倉街道の説明)

 このさきには「氷川神社」「須賀神社」「厳島神社」が並びムラ集落の氷川神社前遺跡が確認されています。


(氷川神社到着)


(本殿前で)                 (厳島神社前で)


(厳島神社)                 (さくら公園モニュメント)

 ここから桜の名所「高尾さくら公園」に向かいました。全国から集められた桜30種、200本が植えられており、春の桜開花時は楽しめます。


(県ごとの桜の並木)             (望める山々の銘鈑前で)


(さくら公園を出発)

 公園隣りの「阿弥陀堂」周辺は標高33mと最高地点だそうです(市内の標高は20m)。


(水神宮の碑)                (阿弥陀堂前で)

 次は「緑のトラスト保全8号地・高尾宮岡の景観地」です。トラスト活動とは、市民が自分たちのお金で自然環境や歴史的建造物を買い取って守り、保全して次世代に残すという運動でボランティアによる活動です。県内には14の保全地があり、ここはその一つです。


(高尾宮岡の景観入口)            (景観前で)

 市内には10数か所の湧水があり、ここにも2ヵ所が確認できます。湧水によって育まれる豊かな自然環境と貴重な動植物が生息し景観を作り出しております。


(湧水に向かい)               (足元に彼岸花が)


(湧水地)                  (木道を歩く)


(トラスト8号地の説明  ☝クリックすると拡大します)


(分岐案内柱)               (トラスト内の風景)

 広葉樹の斜面林と湿地帯草原の中を抜け少し先の道路際に仏像としては珍しく北を向いて立つ「北向き地蔵」があり記念撮影の一枚です。


(北向き地蔵前で)

 県道東松山桶川線に出た食事処で昼食休憩です(12時05分到着・12時45分出発)
 午後のコースは、食事処から鎌倉街道沿いに横田薬師堂・水害から田畑を守るため江戸時代に築かれた「城ヶ谷堤」・城跡の遺構は見られぬ「石戸城跡」の説明板と見て歩きました。


(横田薬師堂)                (石戸城跡の説明)

 ここから北本自然観察公園内を散策し南口出口に向かいます。樹齢800年の国指定天然記念物「石戸蒲桜」は、桜の開花時期に見に行くこととして「石戸神社」をお参りして北本自然観察公園内へと向かいました。


(自然遊歩道案内図  拡大します)      (自然遊歩道を歩く)


(石戸神社)                 (石戸神社の由緒)


(自然観察公園内で)

 石戸宿の谷津に広がる県営の公園で里山の貴重な自然に触れあえるように保全されている施設です。園内を歩き、学習センターには14:20分到着。


(自然学習センター前で)           (自然学習センター内で)

 館内見学後、バスで北本駅まで。歩数計は18,000~20,000歩程でした。皆さんの感想は、北本にこのような場所が有ったのだ、緑が多い所ですね、桜のシーズンに来てみたい、暑くて疲れた等の声がありました。お疲れさまでした。
                                  37期ハイキングクラブ部長

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