年間行事
「小鹿野町郷土芸能祭」観覧
11月16日(土) 広報部担当 第2弾「埼玉発見 秩父へ行こう旅」とし「小鹿野町郷土芸能祭」の観覧でした。今季一番の冷え込みとの事で心配しましたが、 青空が広がり、山並や田園風景が美しく日差しが暖かい一日で、21名の参加者と秩父駅からバスで小鹿野町役場バス停下車、徒歩1分で小鹿野文化センターへ。(玄関前に役者さんが勢ぞろいでお出迎え)
(秩父囃子 小鹿野保育所さんも参加)
小鹿野町内の郷土芸能が一堂に会する歌舞伎芝居(埼玉県無形民俗文化財)や神楽が開催されると楽しみにして来ました。秩父囃子のお出迎えを受け文化センター内にて開会。 舞台の安全を願って(三番叟(さんばそう))の奉納に始まり(絵本太功記九段目 大物浦瓜献上之場)(口上)(絵本太功記十段目 尼ケ崎閑居之場)(秩父囃子)の演奏(十六神楽)の演舞と、 問われて名乗るもおこがましいが…の(白波五人男)を町長や町立病院長、小鹿野高校長などが熱演し、お捻りも飛び交い喝采を受けました。
(おこがましく玄関前で集合写真を ☝写真クリックで拡大します)
小鹿野保育所、子ども歌舞伎、保存会、名士歌舞伎と「町じゅうが役者」の通りでした。衣装、小道具、かつら、大道具等もほぼ自前で、義太夫(弾き語り)、下座(三味線・笛・太鼓)、化粧、 振り付等、そして裏方まで中学生の手で、すべて町民でこなし上演しているとは…。今回の子ども歌舞伎は4才から中学2年生までの出演でしたが、みんな堂々とした役者揃いに感動しました。どんなにか稽古に励み頑張った事でしょう…。こうやって伝統、文化を受け継いでゆくのですね。
(子供達も勢ぞろい)
(九段目)
(十段目)
(神楽)
(秩父囃子)
(白波5人男 ☝写真クリックで拡大します)
会場外の観光物産展「歌舞伎横丁」での自由ランチで流れ解散でしたが本当に素晴らしい子ども歌舞伎を堪能する事が出来ました。その他に3月から 12月まで町内6ヶ所でも地芝居の舞台が催されるそうです。“わらじカツ丼”“尾ノ内渓谷のつらら”などなど奥秩父の小鹿野にまた出かけたいと思いました。
(秩父鉄道車内)
記 広報部 嶋田重子