現在、彩の国いきがい大学熊谷学園2年制4期校友会は51名の会員が活動しています


クラブ活動  ふるさと大発見クラブ

 
深谷シネマで映画を見て、深谷宿を散策しました。

 令和元年6月23日(日)「ふるさと大発見クラブ」の男性5名、女性7名が深谷駅北口に9時集合。
 関東の駅百選に選ばれた深谷駅、レンガパネルの外壁は開業20年を迎え化粧直し中。駅北口にある「からくり時計」毎時0分に渋沢翁が青い目の人形を抱いて登場します。
 
(化粧直し中の深谷駅)             (からくり時計)

 深谷シネマまでの道のりにある赤レンガ倉庫と木造3階建ての洋館がレトロな雰囲気の小林商店。本陣跡、皇女和宮が降嫁の際、お休み処として使われたそうです。
 
(小林商店)                  (本陣跡)

 七ツ梅酒造跡にある深谷シネマで上映中の神宮希林「わたしの神様」を観賞。伊勢神宮式年遷宮の様子を樹木希林のナレーションでドキュメント風に記録した内容でした。
 
(シネマ入口)                  (シネマ上映館)

 旧中仙道を東に向かって進むと、昔ながらの万屋風のお店が現在も活躍中でした。
 
(昔ながらの万屋風のお店)

 昔からある団子と稲荷寿司の伊勢屋で昼食。

(伊勢屋で昼食  ☝写真クリックすると拡大します)

 両脇のレンガ造りの立派な「うだつ(火除け)」のある塚本商店を見ながら東へ歩くと行人橋、行人という僧が架けたといわれる。
 
(塚本商店のうだつ)              (行人橋)

 更に東へ、お米のだいまさ蔵。
 
(歩く)                    (だいまさ蔵)

 大谷邸。昭和初期に建てられたモダンな木造2階和洋折衷住宅。渋沢翁と共に後で訪れる深商創立に寄与した地元実業家。 氏は昭和初期の大恐慌の中、建築職人の雇用確保のために自宅を建設したといわれています。 現在居住中のため内部は見ることができませんが、匠・職人の技が随所に残されています。常夜灯(東)、深谷宿の東の外れにあたります。
 
(大谷藤豊邸)                (常夜灯)

 かつて深谷駅から日本煉瓦製造工場まで敷かれていたレンガ輸送用の専用線跡が、今は散歩道となっています。
 
(線路のあった頃)               (散歩道)

 深谷商業高校記念館二層櫓
 深商創立の翌年大正11年4月竣工。2011年保存修理の際、創建当時の萌黄色に塗り変えられました(2013年終了)。

(記念館正門)

 日曜日だけ内部が公開され、校長室、教室、茶室などにも入ることができました。
 
(左端は渋沢翁植樹の松)            (校長室)

 
(教室)                    (茶室)


(深谷商業高校記念館まえにて ☝写真クリックすると拡大します)

   5年後に福沢諭吉から引き継がれる1万円札の肖像「渋沢翁の写真」が待ち遠しそうに街中に貼られていました。

(翁写真)

 身近な所にも見逃している風物が多くあることに気づき、大発見をした気分になった一日でした。梅雨の間の良い天気にも恵まれました。

                               鹿沼・尾畑(写真)(記)

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