現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は74名の会員が活動しています



(天覧山山頂で)

ハイキングクラブ

1月 奧武蔵・天覧山~多峯主(とうのす)山を歩く

 1月19日の月例ハイキング「天覧山~多峯主山」を14名で歩いてきました。
 天覧山は197m、多峯主山は271mと標高差が低いため手頃なハイキングコースとして人気の山で、冬場でも安心して歩けるコースとして選びました。
 「大寒」前日、快晴の天気予報のもと、熊谷7:27発の指定列車に乗り込み大宮・川越で乗換、八高線東飯能駅に到着です。駅前のマップを基に本日の「山峡に歴史を訪ねるコース」を確認してスタートです。

(東飯能駅)                 (観光マップ ☝写真クリックでマップサイトへ)

 天覧山登山口のある「能仁寺」を目指します。途中、江戸時代の絹織物関係商品を取扱った商家「店蔵絹甚」(市有形文化財)に立寄り建物内部の見学をしました。1501年創寺の能仁寺を参拝して登山開始です。

(店蔵絹甚)          (店内・つるし雛)      (能仁寺石燈籠)


(能仁寺で)

 前日の雨の影響もなく、緩やかな登りが続きます。山頂手前には将軍綱吉の病気平癒に感謝の「16羅漢像」が、その先岩場の登りを越えると天覧山山頂です(「愛宕山」から「羅漢山」・「天覧山」と呼び名が3回変わった)。

(登り始め)         (十六羅漢像)        (石段の登り)


(天覧山山頂で)

 山頂から「入りの谷津田」の湿原に下ります。ここから見返り坂へとヒノキ林の中、階段の登りが続きます。高麗駅への分岐を越えると、右に石段コースと左に雨乞い池コースが、分岐を右に進みました。やや厳しい石段の登りをクリアすると「多峯主山」到着(11時45分)です。

(丸太階段を下る)      (案内板)           (飯能笹の湿原)

 山頂は登山者でいっぱいでしたが、ここで昼食です。山頂からは、富士山・奥多摩の山並み・スカイツリー・新宿副都心のビル群等が望めました。

(檜の山道)                 (石段の登り)


(山頂前のクサリ場)             (多峯主山山頂)


(山頂からの富士山)


(眼下に飯能市街)              (昼食の一コマ)


(多峯主山山頂で)

 昼食後下山開始。少し下に近代的バイオトイレが設置されております。更に御嶽八幡神社にお参りをし、国道までの下りがしばらく続きました。

(山頂下にバイオトイレが)     (足元不安な下り)

 国道から入間川に降りたところが「吾妻峡」と呼ばれる地点で、この川に架かる橋を「跳石橋」と云われています。ここを渡り「八耳堂」(太子堂とも呼ばれ、聖徳太子を祀り建立されたと云われている)へ。

(緩やかな下り)               (吾妻峡)      (跳石橋)


(跳石橋を渡る)                     (八耳堂)

 ここから里山風景を楽しみながら市内に戻り、東飯能駅に到着・ゴールです。歩数計は18000歩前後でした。穏やかな温かい一日をのんびりとした山歩きで、皆さん満足された様子でした。
 東飯能駅14時50分で帰路に向かいました。お疲れさまでした。

                                  ハイキングクラブ 部長