現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は74名の会員が活動しています



(静岡県側からの富士山と宝永山)

ハイキングクラブ


9月 宝永火口縁(富士山)ハイキング

 9月の月例ハイキングは、宝永火口縁(富士山)へのハイキングを9月15日(日)14名で実施。
 宝永山は、1707年宝永大噴火で誕生した標高2693mの富士山最大の側火山です。宝永火口縁と森林限界の境界ラインからの風景を楽しみ、大人から子供まで楽しめるハイキングコースです。
 天候も良く、三連休中日の行楽シーズンと重なり中央自動車道は渋滞が始まっており、約30分程の遅れで談合坂SAに到着、ここから東富士五湖道路を経由して富士宮五合目の駐車場に。

(渋滞の中央道)       (高速道からの富士山)    (五合目から富士山頂を仰ぐ)

 駐車場もいっぱいで、駐車場手前から道路には片側駐車の状態でした。私たちのバスは無事駐車場に入ることができました。身支度を整え、レストハウスへ。ここからの眺望をしばし楽しみいざ出発です。
 9月10日で富士登山は閉山されているため富士山総合指導センターも閉鎖、ここの前が登山口です。
 2400m地点の登山口で記念の1枚を。


(登山口で   ☝写真クリックで拡大)

 ここから六合目までは砂礫のなだらかな登りを眼下の景色を楽しみながら歩きます。

(登りはじめ(バックはレストハウス))      (六合目を目指して)


(ひと休み(ちびっこが多い))

 2軒の山小屋のある六合目までは25分で到着、富士宮ルートの登山道は閉鎖されていました。ここから山腹を水平に横切り宝永第一火口縁に20分で到着。

(六合目・雲海荘)              (標識と雲海)


(遠くに駿河湾が)

 目の前に見える赤茶けた宝永山(2693m)の山頂部と宝永火口の巨大な窪みの広がりに皆さん驚愕の声が。更に第一火口底へと下り、富士山山頂を仰ぎ見れば荒々しい火口壁が、又底部には大小さまざまな噴石が見られます。

(第一火口縁へ)


(宝永山を背に   ☝写真クリックで拡大)


(宝永山と第一火口底)            (火口底へ下る)


(火口底で1 ☝写真クリックで拡大)     (火口底で2 ☝写真クリックで拡大)

 ここで昼食を摂り第一火口縁に戻り、砂礫に覆われた滑り易い尾根道を第二火口縁へと下ります。雲の動きは早く、ガスに覆われたと思うとすぐ視界がはれる状態です。

(昼食タイム)                (噴石と火口壁)


(第一火口縁へ登る)             (溶岩流の痕跡か)


(第二火口縁へ下る)             (標識)


(第二火口縁でひと休み)

 ここから分岐を右に折れると眺めの良い高山帯から木々の生い茂る樹林帯の道に変わります。

(樹林帯へ入る)       (木々の間を登る)       (五合目は間近か)

 登り下りを繰り返し山肌を横切ると五合目の周回道路に出ます。この道路を進みレストハウスの上に35分で到着・ゴールです。

(五合目にゴール1)


(五合目にゴール2)

 もう一カ所立ち寄るために早々にバスに乗車し出発、その場所は水ヶ塚公園駐車場です。腰切塚展望台と噴火口跡が見られる場所です。

(水ヶ塚公園売店)              (腰切塚噴火口跡)


(腰切塚展望台から(富士山と宝永山))

 最後に買物を済ませバスへ、帰路、渋滞に巻き込まれながらも18時無事到着をしました。
 今回は、富士山噴火の歴史を間近に見ると共に絶景の風景を満喫できたハイキングでした。

                                  ハイキングクラブ 部長