3班活動
料理教室開催
4回目となる調理実習を平成30年11月7日(水)、午前9時より勤労青少年ホームの料理教室で行いました。メニューは「米粉のおやき」「ほうれん草と豆腐入りのすいとん」「グレープフルーツゼリー」の3種類です。
(米粉のおやき・なすあん・かぼちゃあん)
材料表
①粉のおやき(18個) 小麦粉 200g 重曹 小さじ1 熱湯 200ml |
②ナスのあんかけ(8個分) ナス 1個 豚ひき肉 50g 味噌 大さじ1 コシジャン 適宜 |
③かぼちゃあん(8個分) かぼちゃ 200g(約1/4個) 上白糖 大さじ1 食塩 少々 サラダ油 適宜 |
④ほうれん草と豆腐のすいとん(4人分) ほうれん草 80g 絹ごし豆腐 1/3丁 小麦粉 1カップ 大根 100g 人参 40g しめじ 50g ネギ 60g ちくわ 1本(30g) 醤油 大さじ3 食塩 少々 |
⑤グレープフルーツゼリー(4人分) レープフルーツ 1個 粉寒天 1袋 4g 水 150ml 砂糖 大さじ3 |
2班に分かれ、和気あいあいで始まりました。4回目ともなると誰がどの料理を担当するか自然に決まります。まず、よく手洗いをしてスタートです。午後には次の予約が入っているため時間の延長はできません。
順調に調理が進み、食事となりました。同じ分量で作ったはずなのに二つの鍋の中の「すいとん」は大きく違っていました。一方はいつもの「すいとん」ですが、もう一方は汁もトロトロで「すいとん」も固く、どうしてそうなったのか皆で考えました。
原因は、小麦粉とおやき用の手粉の両方を「すいとん」に入れてしまった事でした。加える水と豆腐は分量通りだったので当然固くなってしまいます。「すいとん」を作った事がなかったOさんは、こねた種が固くても「こんなものか」と思ったそうです。原因が分かり皆で大笑いをしました。
話は、変わりますが私の父は新潟県の出身で明治生まれでした。父が言うには、「子供の頃、小麦粉は貴重品で、めったに食べられなかった。米はできても、雪が深い冬に麦は作れなかったから‼」とのことでした。
埼玉県生まれの私は、なるほどと思いました。Oさんも、佐渡の出身でお母さんに「すいとん」を作ってもらったことがなかったそうです。それぞれの土地ごとの食文化の違いと、豊かさを想像することができ、良いひとときでした。
(さあーいただきまーす。 ☝写真をクリックすると拡大します。)
今回の事を通じ、土地の食文化とあわせて、いろいろな物を手作りして親から私達、私達から子供達へと伝える家庭の食文化を思い、「食べるって何気ない事だけどすごい事なんだな」と思いました。
次は何を作るのかな‼今から楽しみです。
鎌塚みよ子:記