現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は36名の会員が活動しています。



(川口自然公園にて マウスを乗せると見沼通船堀実演)

クラブ活動 ”ハイキングクラブ”

「8月 見沼通船堀実演見学と見沼田んぼを歩く」


(クリックで拡大します)
 8月のハイキングは、21日(水)見沼通船堀閘門開閉実演の見学と見沼田んぼを歩くコースを計画しました。異常気象と云われる連日の猛暑が続く中でしたが8名の参加で取組みました。
 行田の利根大堰から取水の「武蔵水路」「埼玉用水路」と共に「見沼代用水」は上尾市瓦葺を越した先から東西の台地の縁を流れる2本の流路に分かれ、この流路に囲まれた大宮見沼地域周辺から南へ「見沼田んぼ」と称し、田園風景と生き物を育む豊かな自然を作り出しています。
 享保16年(1731年)東西2本の見沼代用水路が最も狭まる地点に造られたのが見沼通船堀です。
2本の代用水東縁・西縁と芝川を東西方向に結ぶ約1Kmの運河で、お米や野菜・漬物・味噌・竹材等を江戸に運び塩・肥料・魚類・菓子・荒物などが江戸からの流通は活発になりました。
 熊谷7時55分の指定列車に乗車、スタートの東浦和駅に9時過ぎ到着です。15分ほどで会場到着ですが,代用水沿いの風景や、当時船運の差配を行っていた重厚な江戸建築の鈴木家住宅や船頭たちの信仰を集めた「水神社」を見て実演会場に。


(スタートの東浦和駅)                  (実演会の案内


(通船堀の説明)


(通船堀公園脇を歩き)            (通船堀実演会場へ)


(西縁通船掘碑で)

 見沼代用水と芝川の水位差3mを二つの関で舟の上げ下げを行うことです。一の関の閘門を閉じ始まり40分過ぎに水位は1.4m程に上昇し船頭の乗る舟が川面を動き出しました。


(西縁二ノ関復元)              (鈴木家住宅前で)


(水神社で)           (実演会場を望む)


(実演前の堀の水量)       (通船堀舟歌踊り保存会の方々)


(堰止め後、実演開始)


(実演開始)           (堰止めの裏側)


(二ノ関からの眺め)

 約50分の見学を切り上げ11時過ぎ見沼代用水沿いにウオーキング開始です。日差しも出てきて暑いです。用水路の左側は溜井(溜池)で草が生い茂っています。右側は川口市の住宅地で川口自然公園までは暑くて厳しかったです。


(見沼用水脇を歩く)

 雑木林を残した公園、池では釣りをしている人も。公園内で昼食休憩をゆっくり取りました。


(川口自然公園到着)


(川口自然公園内で昼食休憩)         (川口自然公園内で)

 12時30分過ぎのスタート時気温は33℃を表示、最初に東沼神社では立派な本殿と共に「見沼の富士」が見られました。


(見沼用水脇に東沼神社が)                (東沼神社境内の見沼富士)

 次は「見沼自然の家」に。江戸時代の「入母屋造りの農家」でボランティア活動の方々がおり、農業体験や自然観察の拠点として観察会や種々のイベント活動をしていると話されていました。
ここから「浦和くらしの博物館」へは日陰はなく、見るところもなく日傘を頼りに休憩を取りながら歩きました。途中から大崎グリーンセンターの煙突を目印に歩きました。


(見沼自然の家到着)             (大崎グリーンセンター)

 くらしの博物館民家園は市内に残された伝統的な建物を移築復元し、公開しております。また、昔の生活用具なども展示されております。到着後館内に逃げ込むように入り込み、涼を取らせていただきました。現地の天気予報に傘マークが付き、バスの利用変更に全員賛同となりました。


(暮らしの博物館内で休憩)


(旧綿貫家・高野家)             (旧高野家)


(旧JA三室支所倉庫)                  (帰路のバス停)

 国道463号線で浦和駅東口駅行のバスに乗車、15時過ぎに浦和駅に到着しました。
 真夏のハイキングで熱中症に注意をしての取り組みでしたが皆さん無事歩き切りました(コース短縮でしたが)。  お疲れ様でした!!
                                   37期ハイキングクラブ

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