現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は36名の会員が活動しています。



(31番 観音院観音堂にて)

クラブ活動 ”ハイキングクラブ”

「第133回  7月・第7回秩父札所巡り」

 7月の秩父札所巡り(7回目)は、7月30日、31番札所観音院と33番札所菊水寺を歩くコース設定で計画いたしました。梅雨明け以降から続く猛暑日の中、実施の可否を迷いながらも熱中症対策と雷雨に注意をして取り組みました。
 今回参加の7名は秩父線熊谷発6時54分の電車で秩父駅に。 曇りがちの天気で31℃前後ですが時折吹く風が心地よいです。バスでスタートの小鹿野町・栗尾バス停には35分で到着。身支度を整え日傘をさし9:30出発です。古い石塔・石碑にお参り、案内標識で歩き出します。


(バス下車地の案内標識)     (バス停そばに馬頭観音・石塔)


(日傘姿でスタート)

 上り坂と強い日差しで歩行は休みやすみとなりました。岩殿橋を渡ると不動尊・大日堂が現れます。


(31番入口の石塔)        (岩殿橋到着)


(不動尊)                  (大日堂)

 一休みをし、木陰にあわせて進むと大きな建物、観音茶屋です。観音そば等地元野菜を使ったメニューで人気のお店です。


(木陰を探して歩く)             (観音茶屋(そば店)前で)

 この先すぐで地蔵寺(水子地蔵)到着(10:20)。左右の山の斜面には無数の水子地蔵が祀られており壮観でした。

(地蔵寺(水子地蔵)到着)


(水子地蔵)                 (一休みです)

 観音山トンネルから約700mで31番札所観音寺山門に10:40分到着でした。


(観音山トンネル入口)            (ガードレール脚に百観音名が)

山門には石造りの仁王像(約4m)として日本最大の石像です。


(31番札所到着)              (31番仁王門)


(31番仁王門前で)

 一休み後296段の石階段を上ります。階段の両側には句碑や巡礼碑、記念碑等が立ち並んでおります。皆さん元気に登りきりました。


(296段の石段スタート)           (石の階段供養塔)


(石段の途中で一息を)

 岩壁に覆われた本堂・鐘楼・大師堂と共に、高さ30mの聖浄の滝。滝つぼのそばには不動明王像。爪彫り魔崖仏(岩肌に見つけられません)をお参りして下山(11:00)しました。


(観音堂前で   👆クリックで拡大します)



(30mの聖浄の滝)        (不動明王前で)

 帰りは往路の下りです。日差しも強く34℃程となり水分補給に努めバス停へ。34番移動の合間に昼食タイムとしました。


(下山後、仁王門の脇の石碑)   (岩殿橋で休憩)

 12:40頃から雨が降り出し気温は下がりますが蒸し暑さは増しました。13:00発のバスで泉田バス停に。飲料の補充をすませ、雨の中バス停から約2.3KMの33番菊水寺へ(13:30)。途中、国の天然記念物「ようばけ」が右側に見えています。赤平川の対岸に、白い肌を見せる大きな崖のことで、約1500~1600万年前の海底の断層です。赤平川にかかる栄倉橋を渡りしばらく歩くと雨が上がってきました。菊水寺手前右側には旧巡礼宿「婦ぢや」が見られます。


(午後のスタート、泉田バス停)  (雨の中33番へ)


(天然記念物「ようばけ」)                (道路わきに地蔵の石塔が)


(菊水寺手前で雨が上がる)          (33番札所手前の「旧巡礼宿(婦ぢや)」)

33番菊水寺は、武田信玄による秩父侵攻で焼失され火災から逃れた本尊は近くの「長福寺」に、再建はされず長福寺は菊水寺として札所になりました。参道入り口には「長福寺」の石柱が、石柱脇に三十三番菊水寺と刻まれています。境内には埼玉県内最古と云われる芭蕉句碑が、「寒菊や小糠にかかる臼の端」の句は芭蕉晩年の傑作の一つです。


(参道入り口に長福寺の石柱)          (菊水寺の案内)


(菊水寺本堂前で)


(県内最古と云われる芭蕉句碑)

 帰路は15:09発のバスに間に合うよう疲れた足に頑張っていただきました。
本日は天候を気遣いながらの札所巡りでしたが、約11.0Km約20,000歩前後の歩数で予定通り終了出来ました。あと2回で終了ですが年内に終わらせる予定です。お疲れ様でした!
                                   37期ハイキングクラブ

menu