彩の国いきがい大学熊連協年間行事は学習会・文化祭・芸能祭が柱で、いきいき埼玉の事業へも積極的に参加しています。


2024年度(令和6年度) 学習会報告

 10月12日(土) 13:30~ 令和6年度熊連協の学習会が勤労会館・大ホールにて開催されました。
 学習会は、熊連協主催、40期と37期による共催で行われました。
 参加者は、解散した校友会の皆様を含め105名で、大ホールもほぼ一杯で賑やかでした。
 学習会は、ミニコンサート2部構成で、
重忠太鼓保存会による「重忠太鼓演奏鑑賞・太鼓体験」と神 貴尋氏による「二胡演奏鑑賞」です。


(会場風景)

 開演に先立ち、注意事項や会長挨拶が有り、いよいよ開演となりました。


(受付)                   (司会:広報部長)  (会長挨拶)

 第1部は、『重忠太鼓演奏鑑賞』です。重忠太鼓保存会のメンバーは、30数名とのことで、年代では小学生から70代近い方など、三世代にまたがるとのことでした。今回は、小学3年生の女児を含め、9名の精鋭の方々による演奏でした。


(重忠太鼓の開演挨拶)

 まず初めに大太鼓の演奏で、度肝を抜かれ(実際、大太鼓の裏側の舞台幕が揺れていました。空気の振動か?)


(重忠太鼓演奏)


(重忠太鼓演奏)

 そして、大中小の太鼓による4曲を堪能し、途中、太鼓体験も実施していただきました。希望者を募ったのですが、なかなか皆さん遠慮してか壇上に上がりません。ですが、何人か上がると次々に希望者が殺到しました。皆さんは、保存会の方からバチの持ち方やたたき方など丁寧に教わり、
『重忠太鼓 第1章』を楽しそうに体験していました。


(太鼓体験1組)


(太鼓体験2組)

 今回、保存会の方々による一糸乱れぬ太鼓演奏は、とにかく迫力があり身体の中までドードーンと響くものがあり感動しました。


(重忠太鼓リーダー)       (最後の演奏)

 休憩を挟み、 第2部は、神 貴尋氏による『二胡 演奏』です。
二胡は、ご存じのとおり中国伝統の民族楽器です。神氏は、学生時代に芸術系を学び、二胡はお父様より手ほどきを受け、現在は他の民族楽器や幅広い芸術によるオリジナルの表現領域を模索中とのことです。
 二胡は弦が二本であることから二胡と言いますが、三胡・四胡もあるそうです。演奏の曲目は、皆よく知っている懐かしい曲の『地上の星や少年時代等』で、二胡の美しい音色がまた素晴らしく、心に染み渡ってきました。特に中国内陸部の遙かな平原をイメージさせる曲などは、頭の中に景色が浮かぶようでした。



 また、リクエストにも応じてもらい、何曲か演奏していただけました。
最後に私たちの「アンコール合唱」にも、演奏時間がオーバーしているのに、神氏は「用意してあります。」との返事で、皆を笑わせてくれました。
アンコール曲は、パリ・オリンピックでセリーヌ・ディオンが独唱した、エディットピアフの「愛の讃歌」でした。
二胡のゆったりとした音色が曲とマッチして素晴らしかったです。



 生の二胡演奏を聴くことは余りないので、今回は素晴らしい感動を覚えました。


(アンコールを求める会場の拍手)

 今年度の学習会は、40期の方々による企画・運営など、全面的に大変お世話になりました。ありがとうございました。
                                      (37期担当)

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