現在、彩の国いきがい大学熊谷学園専攻1期校友会は25名の会員が活動しています


クラブ活動  ”古道を歩く会”

~深谷宿:旧中山道歴史のみち、景観まち歩き~    令和3年11月19日

 コロナの影響で約1年半も延びていましたがようやく実施することができました。今回は深谷の旧中山道を歩くということで、皆さんよくご存じのところでしたが、大勢の参加をいただきました。
 深谷駅北口から出発して最初は老舗のきん藤旅館さんです。ご主人に案内していただき立川談志さんが落語を開いたという大広間を見せていただきました。談志さんは大変な人気で大勢の人が入って床が落ちたという話も聞きました。部屋には大きなベンガル虎の剥製が飾られ、庭には太くて大きい歴史を感じるヒバの木もあって、さすが老舗だと思いました。裏には明治天皇が来館されたという石碑もありました。


(深谷駅北口  ☝クリックすると拡大します)


(老舗のきん藤旅館)

 続いてレンガ造の塚本燃料店、お茶の常盤園を横目に見ながら、銘酒「東白菊」でお馴染みの藤橋藤三郎商店さんにお伺いしてレンガ造りの煙突や蔵井戸などを見学しました。道の反対側には団子で有名な伊勢屋さんがあり、店舗は建て替えられてきれいになっていました。
 飯島本陣跡で遺構の看板を見て、七ツ梅酒造跡に行きました。奥には深谷シネマがあります。シネマ館の外には昔の建物を映画ロケに使った時の昭和初期の看板等が多くありました。糸屋製菓店では前もって注文しておいた和菓子を受け取り先に進みました。翁最中や翁羊羹が有名でとてもおいしいです。


(七ツ梅酒造跡)

 次は菊泉でお馴染みの滝澤酒造さんの外観を見ながら、常夜灯まで行きました。ここは西木戸と言われ、東木戸もあったと言われています。道の反対側には呑龍様がありお参りしました。
 続いて大円寺に行きました。塀が赤レンガでできていて立派でした。庭には大きなイチョウがあり、紅葉していてきれいでした。歩きながらレンガ倉庫がある小林商店や春山邸を見て半日コースは終わりました。旧中山道にある大慶堂で薬膳料理のお昼をいただき解散しました。


(常夜灯)

 半日のまち歩きでしたが、とっても有意義な古道を歩く会になりました。
                                      篠田登茂子 記

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