ご挨拶
「母の存在」 会長 近藤 富男
私は最近、終戦後の長崎で原爆や焼夷弾で家を焼かれ孤児となった子供を引き取り、自分の子供と一緒に、長年寮母として育てた「餅(もち)田(だ)千代(ちよ)」さんを知った。
また、昭和50年代飯能市在住の作家「打(うち)木村(きむら)治(じ)」さんの小説「天(てん)の園(その)」を読む機会があった。打木さんは、小説の冒頭「亡き母に捧げる」と記載した。
しかし、この二人は母の存在を人間という生物を食料を与え、生活に困らないように大人まで育ててくれたことを語っていない。
母は、本当の生みの親かどうかを別にして、一生をかけて生きるということ、死ぬということはどういうことかを身をもって教えてくれると言っている。
私は最近、終戦後の長崎で原爆や焼夷弾で家を焼かれ孤児となった子供を引き取り、自分の子供と一緒に、長年寮母として育てた「餅(もち)田(だ)千代(ちよ)」さんを知った。
また、昭和50年代飯能市在住の作家「打(うち)木村(きむら)治(じ)」さんの小説「天(てん)の園(その)」を読む機会があった。打木さんは、小説の冒頭「亡き母に捧げる」と記載した。
しかし、この二人は母の存在を人間という生物を食料を与え、生活に困らないように大人まで育ててくれたことを語っていない。
母は、本当の生みの親かどうかを別にして、一生をかけて生きるということ、死ぬということはどういうことかを身をもって教えてくれると言っている。
令和3年度組織
校友会役員 |
会長 | 近藤富男 | |||
総務部長 | 田島 英之 | 企画部長 | 芝宮 たけ子 | ||
広報部長 | 池田 裕信 | ||||
会計 | 大澤 岩雄 | 会計 | 小田原 理 | ||
監事 | 大柿 代子 | 監事 | 大木 てる江 |