ハーモニカクラブ「トドラーズ」
三度訪問の熊谷「くまここ」に歓迎を受ける
初夏を通り過ぎほどの5月連休前の4月27日(金)の午後、今年度初めてのボランティア活動を実施することができました.今回で3回目の訪問で、前回は昨年9月8日でしたが、覚えてくれている声に大変うれしくなりました。
真新しいお部屋の中で、新築の香りが漂うほどのディサービスセンター「くまここ」。会場にあふれる40名からの皆さんとの1時間余りのひと時でした。
(演奏スタート全体)
プログラム15番からなる楽曲を頑張って練習をしてきました。
オープニングの「コンドルは飛んでいく」は緊張でやや弱含みのスタートでしたが、曲の中盤から施設利用者のハミングも聞こえて、後押しをしていただきながらのスタートとなりました。
季節はすでに4月の後半、今年は花々の開花が1週間から10日早かったから夏に近い感じですが、この時期にちなんだ曲をはじめ、親しみのある童謡唱歌と演歌などを皆さんと一緒に歌いながら楽しめる工夫をしてみました。
(オカリナとベル) (ウクレレ)
途中にはハーモニカのみでなく、オカリナとベルのコラボ演奏、ウクレレの曲などを織り込み、更に「春の小川」での会場全体でのリラックス体操を交えて、趣を変えるなど、最後まで会場との一体感を味わうことができました。
(先生と施設利用者)
坂本先生による独奏は、参加者世代の懐かしい曲のオンパレードで歌詞もなくも大合唱、いつの間にか予定の時間が迫り、名残り惜しさを感じながら締めくくり、最後に全員で、小さい頃の野山を思い出す心に沁みる「ふるさと」を演奏しました。
センターのモットーに『1日1笑』という言葉を聞きましたが、このひと時が皆さんの一つの願いを叶えることが出来たことを皆さんから大きな拍手で感じながら、またいつかお会いできることの言葉を交わし、施設を離れることとしました。