現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制40期校友会は89名の会員が活動しています


史跡巡りクラブ

富岡製糸場~楽山園~こんにゃくパークの旅

史跡巡りクラブは、11月12日(月)に、群馬県の富岡・甘楽方面の旅行を実施した。16名の参加なので、小型バスを予定していたが、深谷観光の計らいで大型バスのゆったりとしたバス旅行となった。
車中で、製糸場のホームページから小学生向け学習シート(富岡製糸場の概要及び質問集)を参加者に配布して、皆でこれを読み合わせし、工場の概要と質問事項を把握した。見学中、このシートにメモを取る姿がみられ、見学のモチベーションアップに寄与したと思われる。

(富岡製糸場建屋説明-1)           (富岡製糸場建屋説明-2)

案内人は機知に富んだ話し上手で、製糸場の設立を推進した渋沢栄一、初代館長尾高惇忠が深谷出身で、建物外壁の煉瓦が深谷で製造された等と富岡製糸場と深谷の近さを強調し説明してくれた。

 (製糸工場内説明-1)


 (製糸工場内説明-2)

工場見学・昼食後、甘楽町の女性観光案内人の案内で、道の駅から古い建物の残る街並みの説明を受けながら徒歩で、楽山園に向かった。暖かい好天で汗ばむほどのハイキングとなった。

 (楽山園への道)

 

 (甘楽町指定名勝:高橋家の庭園)


 (楽山園-1)

楽山園は、織田信長の次男信雄が、大阪冬の陣で徳川家康に味方したので、甘楽の小畑藩2万石を拝領して造成した群馬県唯一の大名庭園。
大名屋敷は、明治の廃城令で取り壊され、建物の区画割だけが残されていた。池泉回遊式の借景庭園で、一部紅葉が見られ、木々・芝生の緑と池の水の調和が見事だった。

 (楽山園-2)                 (楽山園-3)


 (こんにゃくパーク-1)
こんにゃくパークでは、工場見学後の無料こんにゃくバイキングを目当てに来た人もいて、こんにゃくの種々の料理(ラーメン・冷やし中華・プリン・葛切り等々)を堪能した。

 (こんにゃくパーク-2)









聖徳銘醸の見学・試飲は(大型バスの広い駐車場がないため)省略し、こんにゃくパークからの帰途となった。
車中で富岡製糸場の学習シートの質問の答え合わせをしたが、工場見学と合わせ1万歩近い歩行の疲労と心地よい暖かさに居眠りを楽しむ人が多くみられた。
4時前に熊谷駅に到着、解散となった。好天気に恵まれ少人数の和気あいあいとした楽しい旅行でした。

                      史跡巡りクラブ   鈴木吉洋

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