現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制39期校友会は73名の会員が活動しています

史跡めぐりクラブ

「栃木・大谷寺~大谷石と餃子の旅」で締め括り

◇雨水の候2月20日(水)、心配していた雨も降らずに、深谷観光バスで熊谷をスタートした今年度最後の史跡めぐりでしたが、前日の気象が影響して濃い霧が発生、東北自動車道が通行止めになり、迂回して進みました。間もなく解除になりホッとしつつ最初の見学場所「大谷石の里・大谷資料館」に到着です。

 (到着です。)

◇大谷石地下採掘場跡への階段を下がると早くも冷暗という感じがぴったりの地下30m空間へ、はるか1500万年前の凝灰岩が、昔は石切りの人から運ぶ人への人海戦術で、女性も協業して運び出されて寺院の土台石や蔵・塀に利用され、帝国ホテルでは震災に持ちこたえたとして需要が伸びた歴史が巨大地下空間に展開されて、地下神殿の様な佇まいと壮大さに感動の連続でした。
温度計で只今摂氏2度を実感した後、地上に出た時の暖かい日差しにホッとして記念撮影をしました。

 (地下空間)         (コンサートもやる石舞台)     (温度計は2℃)


 (記念撮影)☝写真をクリックすると拡大します。

◇続いては日本最古の石仏・坂東十九番札所「大谷寺」です。弘法大師が刻んだという「本尊千手観音」と東の摩崖仏として知られる「釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊」の姿に皆さん大いに満足した様子でした。
27mの「平和観音像」に圧倒されながらも階段を上り、胸元からの横顔を撮影した元気者も数名、宝物館では発掘された「縄文最古の人骨」の若さと歯並びの良さにびっくりし、当時の食生活を偲んだものでした。

 (坂東十九番札所「大谷寺」)


 (上から見た観音横顔)          (平和観音正面)

◇昼になり、宇都宮の餃子館で焼き・蒸し・揚げ・水餃子の「餃子たっぷり定食」にお腹も大満足、お土産買いに並ぶ方も沢山いました。

 (餃子コースに満腹)☝クリックすると拡大します。

◇最後は宇都宮中央公園内の「県立博物館」見学です。エントランスでの説明の後は、スロープになった日光の自然の歩みを登るコーナー。麓から戦場河原までの高さ毎の分布を示す、動物・昆虫・草木の標本が見事でした。展示フロアでは何故か恐竜の骨格見本が出迎え、栃木県の歴史が時代の流れと共に数多くの出土品や文化的な展示物で語られていました。

 (博物館の説明)


 (恐竜骨格はいっぱい

◇帰りのバスも順調で話も弾む中、長谷川平蔵の時代を模した「羽生パーキングエリア」で休憩というよりは買い物タイム、皆さん両手にお土産袋を下げてお帰りでした。
お陰様で23名の楽しい史跡めぐりを無事終了できましたことを担当班の班長として感謝致します。
来年度も、益々元気に様々な場所で史跡めぐりを楽しめるようにしたいものです。

                        第4班 班長  柳瀬 進  記