現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は80名の会員が活動しています


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ハイキングクラブ


日光街道・越ケ谷宿から杉戸宿を歩く
11月11日 第4回「越ケ谷宿~粕壁宿」  9名参加
 前回ゴール地点北越谷入口交差点からのスタートです。越ケ谷宿はこの周辺までで特に残っている痕跡はなく、最初に見えたのが「右じおんじ のじま道」と刻まれた古奥州道道標です。
 
 (古奥州道道標)               google mapより転載

 皇室用の遊猟場としての宮内庁埼玉鴨場の正門前を見学、さらに進むと庚申塔や石仏・石塔群が集中している地域を歩きます。
 
 (宮内庁埼玉鴨場前で 写真クリックで拡大)  (石仏石塔群)

 スタートから1時間30分下間久里香取神社に。ここは村の総鎮守で、例大祭に奉納される獅子舞は三頭一組で舞う「祈祷獅子」の形態を保っています (県指定無形民俗文化財)。又、この周辺に日本橋から七里目の「下間久里の一里塚」があるはずですが位置不明でした。
   (下間久里神社)                (下間久里神社の獅子舞 写真クリックで拡大)

 せんげん台駅の近くで1時間15分の昼食タイムを摂り午後のスタートです。大枝香取神社の後ろには、当時を偲ばせる御神木の松2本がそびえています。 途中、建御雷神社・称名寺・地蔵祠に立ち寄り「備後の一里塚」へ、日本橋から八里目の碑を見て粕壁宿へ向かいます。
  
(大枝香取神社の御神木)  (地蔵祠)                (備後の一里塚跡碑)

 粕壁宿の市神様「八坂神社」、粕壁宿の鎮守としての「東八幡神社」本殿の彫刻は立派でした。
「東陽寺」には「曽良旅日記」の一文「廿七日夜カスカベ二泊ル江戸ヨリ九里余」の碑が。ここから春日部郷土資料館に立ち寄り、 江戸時代の粕壁宿を200分の1の模型での再現や春日部の街の歴史を学びました。

 
 (東陽寺・芭蕉宿泊の寺碑)          (東八幡神社の彫刻)


 (東陽寺で集合写真 写真クリックで拡大)

 再度日光街道に戻り、脇本陣・本陣跡の碑を確認し「田村荒物店」の豪壮な家屋と蔵を、店の前には「西南いハつき 北日光  東江戸右之方陸羽みち」の」道標がをみて本日のゴールです。駅前手前に有る情報発信館「ぷらっとかすかべ」で観光情報を収集して次回の参考に。
 
 (春日部郷土資料館)             (粕壁宿の模型)

  
 (本陣跡)        (道標)      (田村荒物店)

 今回は、見学箇所も多く立ち寄り、約10Km/7時間(食事・休憩含めて)の行程でした。
12月16日 第6回「粕壁宿~杉戸宿」  11名参加

 12月に入り連日最低気温が続くこの日は11名の参加で、クレヨンしんちゃんで有名な春日部駅前からスタートです。
 
                         google mapより転載

 最初に、明治26~30年千住鉄道馬車(千住大橋~粕壁・最勝院付近まで)があったとの情報から、古利根公園橋のその記念碑を探しに立ち寄りました。
 
 (古利根公園橋)               (馬車鉄道記念碑)

 前回の終了地点から粕壁宿を歩きます。問屋場跡・永嶋商店(屋根に鍾馗像)・浜島家の土蔵・高札場跡の建物と標柱を見て最勝院へ。
 
 (永嶋商店)                  (浜島家土蔵)

 この寺院は、三代将軍家光の亡骸を移送の際仮安置され、又、「春日部」の由来となった春日部重行公の「墳塚」があるお寺です。
新町橋を渡り進むと「小渕の一里塚」跡、更に「関宿往還追分」道標を見学し、
  
 (春日部重行公「墳墓」)   (「小渕の一里塚」碑と庚申塔)   (関宿往還追分)

16号線と4号線の交差点を4号線方面に歩くと立派な建物の観音院があります。 楼門は市有形文化財で、境内には芭蕉句碑「毛(も)のいえば唇寒し秋の風」があり、芭蕉は当寺に宿泊したとも。
 
 (観音院楼門)                (観音院芭蕉句碑)

 ほどなく、春日部市と杉戸町の境に「北緯36度線地球儀」のモニュメントがあります。

 (北緯36度線地球儀 写真をクリックすると拡大)

 しばらく進むと九品寺が、境内に道標を兼ねた庚申塔があります。
この辺から雨がポツポツと、時間も12時を過ぎお昼を探していると食事処(蕎麦屋のよう)の看板が、メニューも多くボリューム満点の昼食でひと休みです。
 
 (九品寺内道標)               (昼食風景)

 食後最初の立ち寄りは「三本木の一里塚跡」、日本橋から十里目です。更にお目当ての関口酒造は日曜日で休店でした。ここは文政五年(1819)創業・銘酒「杉戸宿」の蔵元です。
 
 (三本木の一里塚跡)             (関口酒造)

 この先には復元された「高札場」が建っています。旅に関わる人工の定価表の御触れがありました。
駅入り口交差点手前で「明治天皇御小休所跡」碑を見て駅へ、途中杉戸観光案内所に立ち寄り杉戸宿の模型や資料の説明を受けました。
  
 (復元の高札場)            (杉戸宿案内板)       (杉戸宿模型)

 次回以降の幸手・栗橋のパンフレットをいただき東武動物公園駅に15時5分にゴール。今回は6.6Km/5時間30分でした。
                                 37期ハイキングクラブ部長 記