現在、彩の国いきがい大学熊谷学園1年制37期校友会は91名の会員が活動しています


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ハイキングクラブ



 1月の月例ハイキングは、「太田七福神めぐりと金山城址」を歩く冬向きのコースです。 金山山麓を中心に七つのお寺に祀られている福の神をお参りしてご利益を授かり、途中日本100名城「金山城」址に立ち寄り、戦国時代に金山山頂に造られた「山城」の遺構を見て歩きます。 朝から好天の20日、熊谷駅南口に17名が参加。太田駅まで8時30分発の路線バスを利用しました。七福神めぐりは約13Km、金山城址への立ち寄りコースが約4Kmと歩行距離が長くなるため、太田駅北口からタクシーに分乗して歩き始めの曹源寺へ、9時45分に到着しました。

(七福神巡り)

 スタートは「曹源寺(布袋尊)」です。太田駅から北へ太田桐生ICの少し手前の場所にあります。「さざえ堂」と呼ばれる螺旋状の建築様式が有名で、内部には秩父・坂東・西国札所百寺の観音像が安置され見ることが出来ます。
 
(曹源寺山門)                 (曹源寺本堂)

二番目の「永福寺(寿老人)」には「南無阿弥陀仏」の六字名号が刻まれた「名号角塔婆」が現存してあります。
 
(永福寺)                    (次のお寺へ)

三番目の「玉巖寺(福禄寿)」は山門から本堂にかけて階段が続き、山寺の風情を味わえるお寺でした。
玉厳寺から金龍寺への途中「金山城跡」方面への案内表示で分岐を右に進み城跡へ立ち寄ります。
車道をしばらく進んでから山道に入ります。滑り易い岩肌の山道、落ち葉にうずもれた山道を登り、更にジグザグの急こう配を一気に登りきると休憩所の建物が目の前に見えてきます。
 
(玉厳寺 山門)                (玉厳寺)

ここで昼食を取り、暖かで気持ちの良いひと時を楽しみました。眼下には太田市内や足利方面の町並みも望めました。
  
(のぼり旗)          (山道を)
 
(集合写真)

  
(昼食)                    (城跡石碑)      (本丸跡石碑)

金山(233m)山頂には新田神社や史跡の石碑が立ち、高く積まれた石垣・神聖な池、日ノ池・馬場曲輪・見張り場としての物見台等の遺構を見ながら金龍寺への山道を下りおります。
 
(新田神社)                     (大手虎口)

 
(城跡案内)                     (ハイキング案内板)

 
(下りの山道を)                   (案内表示板)

四番目「金龍寺(毘沙門天)」は新田義貞での菩提寺として建立され、歴代の金山城主を弔う五輪塔があります。五番目「大光院(弁財天)」は新田義重の菩提寺として1613年建立され「子育て呑龍」の名で親しまれています。
 
(金龍寺)                       (大光院山門)


(大光院開山堂)

六番目「受楽寺(大黒天)」は1384年創建、山門の欄間彫刻に歴史の面影を感じられます。
 
(受楽寺山門)                    (受楽寺)

最後の長念寺(恵比寿神)は明治時代に本堂で尋常中学校が開設されたお寺と言われています。
 
(お寺の案内)                     (長念寺)


(ロウバイに花)

長念寺から太田駅までは15分弱でゴールをしました。帰路も15時20分発の路線バスで熊谷駅16時20分到着、各々約18000歩前後の歩数計表示でした。
本日は二十四節気「大寒」でしたが天候に恵まれ、暖かな一日の中で太田市のシンボル・金山の自然と歴史を楽しみ、又七福神めぐりで「健康」という福をいただくこともできました。
                                  ハイキングクラブ 部長