彩の国いきがい大学熊谷学園第37期校友会は2年目に入り、112名の会員がいきいきとした日々を過ごしています。


6班活動報告

座禅会

新体制になって初めての班活動は座禅会でした。



お寺さんの都合もあり急遽5月19日になりましたが、6人が参加しました。 もちろん全員が初体験です。
羽生市の建福寺は田山花袋の「田舎教師」の舞台となった寺です。
山門を潜ると大きな木立と石畳が本堂へと続き、境内は広くゆったりと閑静です。
本堂へ向かい右側にお堂のような小さな建物があります。主人公の林清三のモデルとなった小林秀三が下宿住まいしていた昔の本堂の建物が修復されて保存されているとのこと。左側には小林秀三の墓があります。



若い住職さんでしたが、座禅会の前に禅の作法を教えていただきました。
座禅というと悟りであるとか、迷い悩みの解消ということが浮かびますが、本来の自分の姿を見つめてみる、何もしない時間を作って見るといった気軽な気持ちで臨みました。
宗派により作法は違うそうですが、ここ建福寺は曹洞宗なので、壁に向かい、線香が燃え尽きるまで。目は1m先を半眼で呼吸と姿勢に集中しました。



初めてなので、住職さんの心遣いで20分間だったとのこと。
何もしない20分間はあっという間に過ぎますが、座禅の20分間は何と長いことでしょう。
座を変えて説法をいただいた後、境内を案内していただきました。
小林秀三没後100年の歳月を超えても当時の雰囲気が色濃く残り、予期せぬ感動を覚えました。
座禅の後は熊谷へ戻って、レストランでのランチ。久しぶりに和やかに談笑しました。