彩の国いきがい大学熊谷学園第37期校友会は2年目に入り、112名の会員がいきいきとした日々を過ごしています。


1班活動報告

信州3つの山岳リゾート周遊 バスツアー

8月24日~25日でバスツアーに行って来ました。1班で初めての1泊旅行です。
行先は信州3つの山岳リゾート周遊です。8時熊谷を出発、バスは一路信州に向かいます。東松山ICから高速で関越・圏央道・中央道を通ります。車内では、お茶のペットボトルにI島さんが持参いただいた焼酎を注ぎ入れ、チビチビとお茶割を頂き始めました。途中、双葉Sで休憩、岡谷JCT経由で駒ヶ根ICに降りました。。
駒ヶ根から駒ケ岳「千畳敷カール」に向かいます。菅の台バスセンターまで移動し、ここで路線バスに乗換えます。。
この菅の台までの途中で休憩した所で、I島さんが購入して皆に分けてくれた初めて生で食べたトウモロコシがとても美味しかったです。。
この先は一般車両進入禁止とのことです。約30分でロープウェイしらび平駅に到着。駒ケ岳ロープウェイのゴンドラに乗車です。このゴンドラは6月28日にリニューアルされたとのこと、綺麗な車体でした。乗客は満員です、61名が乗りこみました。しらび平1,662mから高低差950mをイッキに登ります。ゴンドラ内部では滝や崖を見ての感嘆の声があちこちで聞こえます。約7分30秒で、千畳敷駅2,612mに到着です。。



寒いですが、雨は未だ降って来ません。上着を着込み、千畳敷カールの散策です。"カール"の意味が分からず、後で調べたら"氷河地形"とのこと。景色は若干の雲が宝剣岳頂上を覆うのみで、まずまず、贅沢は云えません。宝剣岳を背景に集合写真です。 その後、駒ケ岳神社で参拝後、遊歩道を進みます。

コイワカガミを若い女性から教えてもらい、クルマユリとチングルマを叔父さんから教えてもらい、サクライウズを素敵な奥様から教えてもらいました。サクライウズの可愛い紫の花は、根が毒で有名なトリカブトの一種だと勉強。






やっと、剣ケ池で集合写真の撮影です。最後の登りを終え、千畳敷駅に到着、約50分の散策でした。再び、ゴンドラに乗り、しらび平へ降り、元来た通り菅の台バスセンター標高850mへ帰ります。バスを乗換え、再び高速道に入り、宿泊先の安曇野に向かいます。
16:30予定通り安曇野の温泉リゾートホテルに到着。
夕食は、豪華なバイキングです。ビールで乾杯の後、「バイキングだと食べすぎちゃう・・」と云いながら、料理を次々と平らげ、「これは別腹」とのことで、デザート、仕上げはコーヒーです。流石に、別腹とは云え、満腹です。腹ごなしとのことで、温泉に向かいます。大きなホテルで、ゆっくり温まり、旅の疲れを解し、床に着きました
翌日は早く起き出し、温泉に浸かり、洗顔を済ませ、朝食に向かいます。朝もバイキングです。ここも、しっかり食べ、上高地に出発です。



野麦街道を梓川沿いに登ります。国道から外れ釜トンネルを抜けて上高地に入ります。散策グループは大正池で下車、梓川の川沿いに大正池、田代池と巡ります。場所によって川底の色の影響か川の色が変わります。40年前にも遊びに来た時、たぶん同じ景色だった筈が、記憶に残っていません。というか、同じ景色も受け取り側の心持で変わるんですね、綺麗なもんです。昨日覚えたばかりの僅かな花の知識を駆使し散策。途中、田代橋で、雲の間から太陽が顔を見せ、焼岳も頂上部分の雲がとれました。そう、晴れたんです。

ウェストンレリーフを見て、待機組の待ち合わせ時間を気にしながら進みます。やっと、河童橋に到着。待機組の班員と合流し集合写真、約2時間の散策でした。








上高地バスターミナルを出発したバスは、平湯で休憩の後、乗鞍スカイラインを通り乗鞍畳平に到着です。
「畳平は雨で、気温8℃」の情報が現実に濃霧で周りは見えません。かろうじて施設の照明の電球が遠くに見えます。バスの添乗員が、申し訳なさそうに「晴れていたらこんな感じです。危険ですので散策は中止します。」と。皆さん雨合羽を羽織って外に出ました。確かに、その通り危険です。どこが何処だか分りません。照明の明かりを頼りに施設に向かいました。



先ずは、証拠の集合写真をパチリ。パンフレットを見ながら、たぶんこちらに、お花畑が有る筈とか、近くの様子を伺いますが全く分かりませんでした。長居は無用で、バスに乗車、下山します。帰りは、乗鞍エコーラインです。長野県側は雨が降っていません。景色が見えます。途中、若干黒ずんだ雪渓を車中から眺め、可憐に咲く白い花を見ながら降りて来ました。晴れていれば「♪わたりどり♪」に歌われた、乗鞍の雪渓の遠景を確かめたかったんですが・・・。景色を想像しながら、乗鞍を後にしました。
一泊二日、天気予報で雨を覚悟していた中、駒ケ岳と上高地は天候に恵まれました。最後の乗鞍が雲の中でしたが、三か所中で二か所がOK。まずまずの、信州山岳リゾート周遊でした。

                        記事:8番 池田裕信   写真:10番 石島光芳